プロにはできないこと
小説家として、スタートしたばかりだからこそできることがあると思う。
まずは、トライアンドエラーが自由にできる。
失敗しても失うものが少ないうちだろう。
いずれ売れるようになるつもりでいるが、職業小説家になった時点で、いつも人気の上下を意識することになる。
失敗作ができるのは仕方がないが、それでも堂々としていられるかどうかである。
心情的には平気でも、他の小説の売り上げに影響するなら被害を最小限にしなくてはならなくなる。
表現の自由はある程度制約を受けるのである。
まるで興味がなかった人が買ってくれるような作品を作らなくてはヒットしない。
だから自分の表現欲求の前に、基準にするべき尺度があるわけだ。
こんなイメージを持っているが、他の分野で表現活動をやってきた経験から、人気とか売れ行きを意識しすぎると自滅するのも事実である。
表現者として純粋な気持ちを持ちつつ、社会との折り合いをつけられるバランス感覚が重要になる。
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「利益」をもたらすコンテンツは、すぐに廃れます。
不況、インフレ、円安などの経済不安から、短期的な利益を求める風潮があっても、真実は変わりません。
人の心を動かすのは「物語」以外にありません。
心を打つ物語を発信する。
時代が求めるのは、イノベーティブなブレークスルーです。