見出し画像

十月の京都旅に向けて


以前と似たような表題になっててごめんなさい。

上の記事では五つの候補地を挙げて、旅先でこういうことをしたい旨を書きました。今回はまったく別視点のお話。わたくしの旅計画のプロセスを紹介致します。


旅のしおりをどうやって作るのか。

宿泊する方であればホテルを軸にして交通手段や観光地などを調べたうえでスケジュールを立てているかと存じます。捻くれ者で逆張り大好きな私ですがもしかしたら計画作りは皆様と大差ないかもしれません。三つのプロセスを下に書き記しています。何かしらの役に立てれば幸いです。それではご覧ください。



1.テーマを定める


私はいつもテーマを決めてから旅をしています。


【酷暑の京都体験】
【高校生時代以来の再訪】
【京都ゆかりの美術館巡り】


真夏の嵐山日帰り旅ではこの三点をテーマにしていました。行き当たりばったりももちろん楽しいです。でもせっかくなら目的を持って京都を歩くほうがテンション爆上がりするんですよ。感覚的には役割を果たしていくRPGのゲームに似ているかもしれません。パーティはいませんけどね。

皆様もご承知のように真夏の旅は歩きたくても歩けないほどの激アツです。しんどくなったら喫茶店で休めばいい。旅をする前はそう思っていました。実際に京都嵐山を歩いてみたところ、休んだとてどうにもならない過酷さで満足な散策をすることができませんでした。


  • なるたけ多くの名所を見る

  • 京都の通りを歩いて特色を知る

  • 京都市内の図書館を巡る


本決りではないのですが、10月の旅テーマはこの三つになります。七月以来の京都ということでめっちゃウズウズしています。普通の人ならスルーするような石碑とかすべからくチェックしていきたいのですよ。そしてこの通りはどんな産業が盛んだったのかとか、ウィキペディアに載っていない面白いモノはないかなとか、自分の目で確かめてみたいなって。

もちろん京都検定対策のためですよ、うんうん。



2.優先順位を付ける


優先順位を付けるってとても大切なことです。

旅だけでなく仕事も恋愛も人生も。


  1. 朝食のパンを購入する

  2. お昼は定食屋さんで食べる

  3. 市内の図書館を巡っていく


次の旅でやってみたいことの優先順位を付けてみました。この三つは必ず実行してあとは臨機応変に寄り道してくって感じですね。

嵐山旅ではご飯を軽視していたのでお腹をグーグー鳴らせながら観光していました。この反省を活かすため、今後はどこで食べるか先に決めてから名所巡りをしようということにしました。

私のGoogleマップ「行きたいリスト」はついに550件を超えました。皆様がオススメする場所を随時追加して、その中にはもちろん志津屋さんや進々堂さんも入っています。10月の京都旅ではお腹を空かせないよう万全の体制で歩き回りたいですね。人間食べることも大事です。



3.天候を見極める


風景写真は曇と晴れでは見え方がまったく異なります。

なので天気予報を見て、時には出発日を大幅に変更することがあります。夏や冬の自然は単調なので曇天でも大した問題にはなりません。春秋はやはり彩りを強調させたいので晴れの日が理想ですね。ただ私には竜神が憑いているのか、降水確率が0パーセントでも雲がかかったり雨が降ったりすることが多々あります。いつも思い通りにいきません。

幸いなことに私は日帰りで京都へ行くことが出来ます。宿を取る必要がないのでキャンセル料は発生しません。京都には博物館、資料館、美術館などのハコモノが豊富にあるので雨が降ってもなんとかなります。台風はどうにもなりません。臨時休業のパターンがありますからね。いろいろと不便のあるところに住んでいますけれども一時間半ほどで京都に行けるのはやはり嬉しいです。


暑さ寒さも彼岸まで

日本の慣用句ですがその言葉どおりになりましたね。確かに涼しい風が吹くようになりました。朝や夜に冷房をつけると身体が冷え切ってしまいます。しかし昼間は気温30度。まだ全然暑いです。大阪の陽射しは痛いまま。ワタシ的には最高気温23度ほどが理想ですね。タイトル通りにやはり京都旅は十月に入ってからになりそうです。



結び


いかがでした?

私はいつもこんな感じで旅の計画を練っています。年に10回未満の旅行頻度なので旅先で失敗しては忘れてまた失敗して。何度も繰り返して自分が嫌になるときがあります。まぁアクシデントも旅の醍醐味といいますか楽しいっちゃ楽しいんですけれどもね。

一つ考えていることがあってそれについてはおまけコーナーでお話しますね。真夏の嵐山日帰り旅は今週で最終回となります。ぜひ観に来てください。それではまた。



【広告】

便利な目次、アーカイブマガジン、限定記事が閲覧できるプラスαのメンバーシップサービスです。

ワンランク上のゴールドメンバーでは専用掲示板の利用が可能となり、ご希望であればこの広告欄に会員様のnoteを宣伝することができます。皆様のご加入をお待ちしております。



おまけ


一つ考えていることとは一体何なのか。


今から鉄道の話をします。興味ない人やお忙しい方は最後のほうで話をまとめていますのでスクロールして全然構いません。

京阪電車を利用している方ならご存知のことと思います。おけいはんって特定エリアで一気に運賃が跳ね上がるんですよ。関西の土地勘がない方のために地図で説明致しますね。


「三条駅~出町柳駅」


「大江橋駅~中之島駅」


枚方市駅で乗車の場合、この赤色で示された区間で降りると手前で降りるより運賃が80円上昇します。

京阪電車では営業キロに基づかない「加算運賃適用区間」が設定されていて赤線で示した区間がそれに該当します。加算運賃額は鴨東線、中之島線の双方大人プラス60円になっています。枚方市駅から出町柳駅までの運賃は450円なのですが加算がなければ390円になります。(ちなみに三条駅までの運賃は370円です。)

加算される理由については旅客運賃表に書かれていませんでした。おそらく延伸工事の費用をペイするために運賃を高くしているのしょうね。地下鉄工事は莫大な経費を必要とします。通常の制度のみでは借金返済不可能。利用者は減るかもしれないけれど運賃をかさ増ししてなんとかやりくりをする。全部推測ですがまぁこんなところでしょうかね。おかげで叡山電鉄叡山本線を乗り継げるようになったので延伸されたのは大変ありがたいです。


ここで大きな疑問が思い浮かびました。

京阪ホールディングスは京阪電鉄中之島線を大阪メトロと接続させる延伸構想があり2030年秋までの開業を目指しています。中之島駅から大阪メトロ中央線九条駅まで約2キロを延伸する計画で、万博会場でありIR統合型リゾート予定地の夢洲へ繋がるのです。当然莫大な工事費用がかかるので「加算運賃適用区間」が設定されることになります。あんまり高すぎると利用者が逃げてしまうことになるのでどうするのでしょうか。


なんてことを書こうとしたら2024年4月の読売新聞をみてビックリ。

延伸計画は白紙になりました。京阪沿線民にとって夢洲・万博会場へのアクセスは面倒で超厄介。大阪メトロ中央線を利用する場合、淀屋橋駅から本町駅まで一駅区間のためにわざわざ御堂筋線を乗り継ぐ必要があります。乗り換えの面倒さを考慮するならばぜひとも延伸してほしいところではありますが、冷静になって考えてみると私はカジノに興味ありません。夢洲でホテルを利用する必要もありません。現在、加算運賃だけではどうにもならないくらい物価と人件費が高騰しています。延伸の工事費用を補うために全体の運賃を値上げするのは絶対に勘弁してほしいです。


長くなったのでまとめます。

十月の京都旅では出町柳駅方面の散策を考えているけれども80円を節約するために三条駅から歩こうかなって。ただ距離を調べてみたら2.3kmなのでそれだけでへばってしまいそうな気もします。少額のために時間と体力を浪費するのもなんだし自分の足と相談しながらもうちょっと深く計画を練ってみますね。

以上です。ご精読ありがとうございました。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集