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さぁどこへ行こう?秋の京都旅


9月が始まったけれど・・・。

2018年に発生した台風21号。関西国際空港連絡橋台に航空燃料タンカーが衝突という多大な被害を与えて大阪と京都に深い爪痕を残しました。一時大阪直撃の予想進路を取っていた台風10号。六年前の再来かと戦々恐々になった私は食料を常識の範囲内で買い込みましたよ。記事を書いている現在(9月1日時点)もなお迷走を続けて日本各地に大雨を降らせています。七月頃に嵐山旅をして一ヶ月が過ぎました。週間天気予報を覗くと最高気温35度以上の表示が並んでいました。残暑という言葉が虚しく響いています。鈴虫の鳴く長月がはじまりました。

ただ暑さばかりを悲観しても何も始まりません。

そろそろ旅の計画をしていかないとあっという間に冬が来てしまいます。12月初旬に京都検定を予定している私。しかし座学ばかりはさすがに飽きてきます。やっぱり現地で京都を学びたい。計画している時が一番楽しいというのもありますので今考えていることをこの場で発表したいと思います。いつものように一部会員限定コンテンツとなりますが皆様にも満足できる内容になっています。

それでは御覧ください。






Ⅰ.やっぱり京都市北部旅


ほの青き 地鶏の卵
 秋の宿

梅沢富美男 特別永世名人

「ヤーメた。」

2024年始めに立てた目標の一つをどこかで撤回した記憶があります。私の住んでいる地域は都会と田舎のハイブリッド。バス一本で田園の景色を気軽に見ることができます。なので京都市北部旅の目標を一度取りやめにしました。ある日のこと、TBSのテレビ番組『プレバト!』を視聴していたときに私の心は大きく変化しました。上に挙げたモノは京都・花背「平家の宿」で食べた卵かけご飯を詠んだ梅沢富美男さんの句になります。なんにもないところという情景を聞いてすごく行きたくなりました。

撮れ高はほとんどないのでしょうね。正直コスパが大変悪いです。でもたまにはnoteのことを気にせず旅をするのもいいかなって。何か新しい発見があるかもしれないし京都検定の役に立たなくたっていいじゃないのよ、と心の声が聞こえました。行くとしたらやっぱり秋より冬かな。クマは冬眠していて欲しいし長野に数年住んでいたことがあるので寒さには慣れています。京都市街から北へ向かう京都バスやJRバスって言葉にできないけれど情緒的でなんかいいんですよね。まだ「京都市北部」というぼんやりしたイメージしか持っていないので、いろいろ調べてみて方向性が定まったら改めて皆様にご報告しますね。



Ⅱ.のんびりと京都大路散歩


図書館で古地図関連の本を探している時に見つけて、あまりにも面白かったので返却したあとすぐに本屋で購入しました。四条通の記事を書く際に一、二度ほど参考にしたこともあります。一条から四条大路までの道を紹介している本なのですが、古地図とともに歴史の背景も詳しく解説されているので大変勉強になります。少しピンポイントすぎるので京都検定対策にはならないかもしれません。しかし京都好きなら絶対楽しめると思います。

学生時代の頃から京都の通りに大きな魅力を感じていました。

資格試験や家族旅行で京都の市街地を歩くたびに私は感動していました。「京の通り名 数え唄」はだいたい覚えました。でもできることなら全部の通りを自分の目と肌で確かめたい。雰囲気を実感したい。私は道標や石碑が大好きなので多分飽きることはありません。日本有数の都市なので喫茶店はたくさんあります。疲れたらそこに飛び込めばいいのです。完全にダメだと思ったら市営地下鉄かバスに乗ればすぐに帰れます。おそらく多くの外国人観光客とすれ違うことになるでしょう。しかし道を歩くだけならオーバーツーリズムとは無縁なのでぎゅうぎゅう詰めになることはありません。人気の場所に立ち寄らなければいいだけです。気をつけるべきは住宅地でもビュンビュン飛ばす自転車くらいですかね。交差点は特に見通しが悪いので十分注意していきます。



Ⅲ.リベンジ阪急沿線旅


「真夏の嵐山旅」を現在書いていますが実は他に行く予定を立てていたんです。

余裕があれば松尾大社や向日町商店街、あと離宮八幡宮に立ち寄ろうかなって思っていました。ムリでした。本編でもお話しますが熱中症問題は大丈夫だったけれど足が限界を迎えてしまったのです。こればかりはどうしようもありません。大原野神社も気になっています。しかし秋の観光シーズンには行きません。訪れるとしても早朝ならばって感じですね。関西弁でいうイラチな性格なので極力人混みを避けたいんです。せっかくの楽しい旅なのに不快の感情で埋め尽くされるのはゼッタイにイヤ。まぁ別に名所へ行かずとも阪急京都線には魅力的なスポットがたくさんあります。なんなら神戸まで足を伸ばして涼宮ハルヒの聖地へ目指すのもアリです。新刊が四年ぶりに出るとのことなので個人的にめっちゃ盛り上がっています。

嵐山旅では昼御飯を満足に食べられなかったので、激辛で有名な向日町商店街で辛いものをぜひ頂きたいですね。自宅からだとバスで高槻市を経由する必要はありますが朝ラッシュの時間帯でもスムーズに行けることがわかりました。ゼッタイリベンジしたいです。次はバスの乗り間違えをしないようにしますね。



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中締め


ここで一旦中締めと致します。続きは会員限定コンテンツとなります。良ければご加入の検討をよろしくお願いします。

私はうっかり人間なので、旅のしおりを作ったとしても計画通りには動けません。阪急電車に乗るつもりがJR行きのバスに乗ってしまったなんてトラブルがしょっちゅう発生します。あと道草が好きなのであちらこちらフラフラと立ち寄ってしまいます。「こいつ言ってたことと全然違うやんけ。」となる場面が多々あります。温かい目で見て頂けると大変うれしく思います。

ディズニーやUSJだけでなくジブリパークまでも高価格化が進む昨今。

そんな状況だからこそ私は低価格でコスパ重視の旅を皆様にご提案していきたいと思っています。極論をいいますと歩いていける地元の観光名所であれば「ゼロ円」で済ませられます。全国的に知られていない場所であれば基本的に長時間並ぶことはありません。自治体や国が運営している公共施設であれば比較的安い値段で入場することができて大変コスパに優れています。知識と教養があればいくらでも安い旅はできます。みんなが行くところに行ってたくさん見栄を張るからお金がかかるのです。近所の公園に咲いている花を愛でていつもと違う路地を歩く。とっても小さいけれどこれも立派な旅なんです。

鉄道のない時代は皆歩いてお参りをしていました。それこそお伊勢参りなんて一生に一度行けるかどうかの一大イベントでみんなでお金を出し合って代表者だけがお参りをする。当時はそれくらいお金が必要だったんです。それに比べたら数百円程度で県境を超えられるなんて本当にスゴイことですよ。私は京都が大好きなので通りを歩くだけでもワクワクします。ネットでいつも話題になっているイケズ石。様々な形をしているのでコレだけに注目するのもなかなか面白いですよ。私の提案するモノは王道旅ではありません。しかし気軽に安く済ませられる旅をしたい方はぜひ参考にしてみてください。

それではメンバーシップご加入の方々は続きをどうぞ。



Ⅳ.ひたすらに山登り旅


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