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真夏の嵐山日帰り旅「さっそく間違える京阪枚方市駅」


大河ドラマ"光る君へ"第29回「母として」観ました。

私の癒やしは"黒光りの君"こと藤原実資と"転生したニーニー"こと藤原隆家のご両人です。今回はともに登場されていたので個人的にめっちゃ嬉しかったぁ。最後まで彼らを応援していきたいですね。

たびたび出てくる"呪詛"でありますがドラマでは一度として成功したことはありません。今回は藤原伊周が道長を呪うというシーンがありました。まったく効き目がないようでした。しかし一条天皇に藤原伊周が枕草子を献上する場面にて「のちに道長を苦しめることになる」というナレーションがあり複雑な気持ちになってしまいました。清少納言が定子を美化したがゆえに"呪いのアイテム"になってしまった枕草子。清少納言ファンにかける言葉が私には見つかりません。評価というものは見る方向によって形がまったく異なる多面体です。『光る君へ』はまひろと道長が主人公の物語。中関白家が対立軸に置かれるのはしょうがないかなぁと思っています。

京都のことをたくさん勉強しているつもりでしたが、真如堂こと真正極楽寺が藤原詮子の離宮がキッカケであったことを『光る君へ紀行』を視聴するまでまったく知りませんでした。女性の信仰を特に集めていた理由はもしかしたら女院様の境遇に同情した女性が多かったからかもしれませんね。まだまだ私には勉強が必要です。精進精進。

そういえば新キャストが発表されましたね。その中に伊藤健太郎さんがいたので界隈が少しざわつきました。反発する声もあったようですが似たような騒動を起こしたフジモンはすでにバラエティに出演されていますし、私は聖人ではないのでとやかく言う権利はありません。ストーリーはすでに終盤に近づいているので目立った出演とはならないでしょうし、世界観をぶち壊さなければ正直どんなキャスティングでも全然構いません。

次週の予告をみたのですが大きな波乱が起きそうですね。まひろとききょうの仲も気になります。どうなることやら。

では新シリーズを始めますかね。


トコトコとやってきたのは京阪枚方市駅。

旅の出発地点です。現在駅周辺の再開発が進んでいます。これまでTSUTAYAが創業地である枚方を牽引してきましたが、映像配信ブームの波に乗れなくて大きく低迷してしまいました。全国各地で撤退が相次ぎ香里園駅前のTSUTAYAが今月末でCD/DVDレンタル取扱いを終了するそうです。親会社のカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は空間をレンタルするシェアオフィス事業『SHARE LOUNGE』にシフトして復活を目指しています。

地元民としては街が発展するに越したことはありません。枚方市は大阪と京都の中間に位置し、伏見桃山時代に豊臣秀吉が宿場町を整えて大きく発展してきました。令和となった今もたくさんの人が枚方に来てほしいですね。ひらパー兄さんも歓迎していますよ。


さて今回の京都旅は「阪急高槻市駅」経由で嵐山へ向かいます。

北北西の進路を取るので若干遠回りになりますが、いつも京阪電車に乗るのはつまらないということでこのルートを選びました。乗降中のランプがついてる。外で待つのは暑いから早めに乗っとくか。

「JR高槻駅」行きね。


思ってたより空いてる。ラッキー。

「JR高槻駅」行きのバスが出発しました。いい天気だけれど九時頃に嵐山で曇り予報が出てる。雨降らないでほしいなぁ。枚方大橋が見えてきました。そしてアナウンスが流れます。


”このバスは阪急高槻市駅には停まりません”

《車内アナウンス》


あっ、忘れてた。

昔は阪急高槻市駅を経由しないJR高槻駅行きのバスはアナログ行先表示器に「マル直」とわかりやすく書かれていました。現在はデジタル表示になったので出発時間も表示してくれます。つまりわたしはこのバスが「阪急高槻市駅」経由のJR高槻駅行きだと勝手に思い込んで肝心の情報を見逃してしまったのです。しっかりと停留所の時刻表も確認してから乗るべきでした。後悔したところで後の祭り。


少し凹みましたが同時にワクワクが込み上がってきました。

臨機応変にアクシデントに対処するのも旅の醍醐味です。旅のしおりを作って計画通りに旅行する人がいますが私はその作業感があまり好きではありません。ただ完全に行き当たりばったりだと旅先で困った事態に陥ってしまうので定休日と営業時間はいつも事前に調べることにしています。

急いでスマホを取り出し新たなルートを構築していきます。ふむふむ…。JRで行くとするならば…。山崎駅で乗換はさすがに…。なるほど、嵯峨嵐山駅があるのか…。


もし私に連れがいたら喧嘩になっていたかもしれませんね。なんでちゃんと確認しなかったのかと。アクシデントを楽しめるのが一人旅のいいところであります。全部自己責任で自己完結。道中やっぱ寂しいですけどね。

《余談》


あっという間にJR高槻駅に到着しました。

高槻市では『PTPS』という公共車両優先システムで導入されていて定時運行化が促進されているのだそうです。朝ラッシュの時間帯なのに途中の停留所で時間調整するぐらい余裕の定時運行でした。

高槻市は枚方市よりも一歩先を進んでいるイメージがあります。地元に厳しすぎますかね。


JR高槻駅は数年前の東京旅行で降り立って以来です。

五回分使いきれなかった私は駅周辺の金券ショップで青春18きっぷを売りました。今は京都推しなので18きっぷを使うことは当分ないかな。海の京丹後エリアへ五回往復するのはアリだけど、だったら京都市内を十回観光するほうがいいかなって。


ドライミストだ。

これは嬉しい。朝ですがすでに摂氏30度を記録しています。日向に出るとヒリヒリと肌に若干の痛みを感じます。


ドライミストって場所によっては気温が上がりすぎて温水になっているところありますよね。こちらはひんやり冷たい水が噴射されていました。

気持ちいい。

暑い日に大変ありがたい存在ですが、スマホ依存症の人にとっては水で壊れるかもしれなくて迷惑に思うかもしれませんね。いちゃもんは何にでもつけることができます。だから厄介。


今回はここまでといたします。

旅下手な私の大きな勘違いでのっけから出鼻を挫くことになりました。久しぶりの京都なんだからもう失敗したくない。次回もぜひ見に来てください。



今回の旅ルート

©️Googleマップ

[06:42] 枚方市駅北口《260円》
↓ 京阪バス1系統
↓ JR高槻行
[07:11] JR高槻《7.6km》

土地勘のない方のために少し補足説明をいたします。

JR高槻駅の手前に阪急高槻市駅があるため、私はどのバスもそこを経由するものだと思い込んでいました。高槻市駅周辺は道が大変狭くそれこそ大規模再開発が必要な繁華街エリアになっています。毎回経由すると大きな遅延が発生するので直接JR高槻駅へ向かう路線が設定されています。


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#テレビドラマ感想文 #夏の写真 #大阪 #光る君へ

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