京都検定2024受験記「三級試験に挑戦してみた」
京都新聞さんの公式サイトに今年七月に行なわれた三級試験が掲載されていたのでさっそく解いてみることにしました。
これまでの3級試験と今回
第20回 86点(2022年夏)
第21回 90点(2022年冬)
第22回 90点(2023年夏)
第23回 96点(2023年冬)でした。
今回挑戦した第24回の結果発表を行いたいと思います。
じゃーん、92点でした。
成長しているといえるのか!?受験者の中に100点を取っている方がいますけれども、京都の情報を余すことなく拾い上げているってことですよね。ほんとスゴいです。尊敬します。
京都検定の学習法
100点満点ではなかった私が教授するのは大変烏滸がましいことではありますが、京都検定の学習方法を皆さまに伝授致します。参考になれば幸いです。
1.高校の教科書を読み込む
公式テキストを熟読するのは言うまでもないのでここでは割愛します。
1000年の歴史を持つ京都。歴史を学ぶことはもちろん欠かせません。日本史の基礎をしっかり覚えることも重要なことです。私は昨年の二級試験で徳川第14代将軍の問題を解くことができませんでした。江戸幕府と京都はまったく関係ないようにみえます。しかし実際は江戸初期と後期に将軍様が二条城に訪れているんです。初代から三代目までと第15代将軍、あと和宮をしっかり追っていたんですけれどもね。徳川家茂は盲点でした。
2.京都へ足を運ぶべし
京都府京田辺市の名刹・酬恩庵。
一休さんが余生を送ったお寺です。京都検定では何度も出題をされています。最近は宿泊費が急激に値上がりしていますので頻繁に京都へ遊びに行くのは難しいかもしれません。しかしテレビや本で学ぶのと実際に目で確かめて肌を感じるのでは大きな差があります。訪問して知識を身につけるほうがしっかり覚えられます。
できるだけ京都へ行く。京都検定合格の近道です。
3.テレビも役に立つ
私は毎週欠かさず京都特集の番組を観ています。
今はBSの環境が整っていなくてもTVerがありますからホント便利な時代になりました。オススメは先日お話した『あなたの知らない京都旅~1200年の物語~』です。難しい話は出てきませんので三級試験に挑戦する方にはちょうどいい番組内容ではないでしょうか。
テレビは斜陽だオワコンだと言われる昨今ではありますが、足やお金を使うことなく情報を得られるというのは大変ありがたいことです。とある塾講師がこう言いました。教科書を書き写すよりコピー機を使ったほうが効率がいいと。昔のやり方をそのままなぞる必要性も義務もありません。現代に生きる我々は文明の機器を最大限利用していくべきなんです。
番外.時事ネタを仕入れるべし
京都新聞を購読するとか、京都の情報が詰まった月刊誌を入手しておくと京都の今を知ることができるのでおすすめです。しかし私はそれらを実践していないので表立って推薦することはできません。万全を期すなら京都検定のためにお金を使うべきなんですけどね。
そんな私がひとつ予想していることがあります。100周年を迎えた京都府立植物園です。これは絶対12月実施の京都検定に入れてくると思いますよ。
結び
今回チャレンジした京都検定三級試験。
大問は全部で10個あるのですが大問8の公開テーマ問題「京の涼」だけ三問もミスをしていましました。公開テーマって文字のとおり事前に公開されていますので難易度は比較的高めに設定されています。やっぱり準備は必要なんだなと実感しました。
私が1ヶ月後にチャレンジする二級試験では「紫式部と京都」がテーマになっています。光る君へを毎週欠かさず感想文書いている身として絶対に負けられません。全問正解を目標にすると気負ってしまいそうなので9問正解で万々歳かな。3問以上落とすことがないよう気合を入れ直したいと思います。
ご精読ありがとうございました。京都検定を受験する方々、ともにがんばりましょう。