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【hint.114】とても好きな時間なのです

毎朝note生活、継続中

 おはようございます。東京・吉祥寺を拠点として活動している、山田 鷹(やまだ たか)です。

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 昨日は、久々に「アドラー心理学・ライフスタイル診断」の個人セッションを実施しました。

 新宿の、雰囲気のいい喫茶店で約3時間半、クライアントの方の幼少期のことから、これまでの人生についてお話を聴かせてもらいました。

「ライフスタイル」というのは、ここ数年日本でブームになってきている「アドラー心理学」の中での用語なんですね。

 いわゆる「性格」だとか、「人格」だとか、そういうものをイメージしてもらえるとわかりやすいでしょうか。

 みなさんは、「性格」だとか、「人格」だとか、そういった言葉を聞いた時にどんなイメージを持つのでしょう?

 この「ライフスタイル」という用語は、その場その場で立ち現れる「表面的(といっては表現が強いですが)」なものというニュアンスというよりも、人生全体を長く深く貫く「本質的」なものというニュアンスの方がしっくりときます。

 これまでの人生のそれぞれの場面を切り取った「写真」を、ある一つ人生という「動画」の一部であるという視点から解釈しようとする。そんなイメージでしょうか。

 そこにはもちろん一つのまとまった「ストーリー」「物語」があります。


 ひとりの人間のこれまでの人生「全体」を、矛盾のないひとつの「全体」として、

あるいは、一見矛盾しているように見える「部分」どうしであっても、それはたとえば「えんぴつ」と「けしごむ」のようなものであって、ただそれぞれの「部分」の役割や機能的な特徴が違うだけで、ここで言うと「文章をつくる」といった共通の「目的」に向けて協働するパートナーのようなものであるのではないか?

 あの時はこんなことをしていた(部分)、だけどまた別のこの時はこんなこともしていたんです(部分)と、自分や、もしかしたらこれまでに関わりのあった他者には、一貫した「目的」や「全体性」というものが、もしかしたら掴めなかったのかもしれません。

 今もなお掴めていないのかもしれません。

アドラー心理学・ライフスタイル診断」では、こういった人生の「全体性」や一貫した「目的」という視点を大事にして、クライアントのこれまでの人生について聴かせていただくと同時に、

「じゃ、今からどうしよっか?」

と、これからの人生を「主体的」に、「創造的」に、生きていくためのサポートを、必要に応じてさせていただいております。


 セッションによって、「自分が生きている世界の地図」「自分のこれまで歩んできた道のりと現在地」「いまの自分の目的地」が手に入ります。

 そして、まだ「自分が生きている地図」に書き込まれていなかった大小さまざまな分岐点に新たに出くわした時に、「コンパス(羅針盤)」として活用できる、「あなた自身のストーリー(物語)」という心強い味方も手に入る。

 僕にとっては、人と人とのつながりやいろんな想いのカタチに触れられる、関われる、とても好きな時間なのです。

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昨日の「朝note」

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