【hint.122】「場のチカラ」というものを感じましたね〜
おはようございます。東京・吉祥寺を拠点として活動している、山田 鷹(やまだ たか)です。
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昨日は、夕方から「ハーベステラス」の活動日でした。
「ハーベステラス」は、「アドラー心理学」の理論やスキルを「介護・訪問医療」の場面へと活かすためのコミュニティ。
今回からは、新しい取り組みとして、アドラー心理学に関する書籍を活用して、いわゆる読書会のような形で、時間を過ごしました。
メンバーのうち2人が、課題となっている箇所、昨日は第1章でしたが、その箇所について、どんなことが書いてあったのかを説明するということだけ事前に決めた状態で始めました。
今回、僕も説明する一人だったのですが、つい先日参加した「アクティブ・ブック・ダイアログ」という手法を活用した読書会で得たあの感覚を大いに活かしながら、昨日も準備をしてみました。
先日の読書会以上に、昨日の「ハーベステラス」では時間的な余裕があったので、実際にいろんな進め方のパターンを選択肢として全体で共有しながら最終的に決まったのが、「説明する2人は、それぞれ5分で1章分の説明をする」ということでした。
昨日の会が始まった時点では、このように「説明時間」が明確に共有できていなかったので、僕も含めた説明者の説明や、そもそもその説明のための読み込みも、どこにポイントを置いて準備をすればいいのかがハッキリしていなかったのですが、「説明時間」という最終的な枠を全体で共有することで、2人の説明に対する(説明者自身も含めた)全員の協力体制が整う方向性のエネルギーが高まるな〜と、そんな気づきや感覚がありましたね。
この発見はおもしろかった。
そしてもう一つおもしろかったのが、何気なく脱線していく話のテーマが、自然と「介護」や「在宅医療」などを含むものも出てくるんだな〜ということ。
もう一度確認しておくと、「ハーベステラス」は、「アドラー心理学」の理論やスキルを「介護・在宅医療」の場面へと活かすためのコミュニティ、なんですね。
その場には脈々と「介護」とか「在宅医療」という雰囲気が流れているから、特にわざわざカッチリと例えば「じゃあ、いま読んだところまでで、『介護』とか『在宅医療』とかに関連するな〜と、感じた点などはありますか?」などと、話題を絞ったりせずとも、昨日は、ゆるやかにそういった話題が出てきたんですよ。
これには「場のチカラ」というものを感じましたね〜。
「アドラー心理学」について全員で学んでいる中で、自然とひとり一人が「介護」やら「在宅医療」やらの話に引きつけている。 引きつけて理解しようとするし、意見を述べる時のたとえ話としてそういったテーマを自然と活用する。 これはおもしろかった。
他にも「ハーベステラス」では、ケアラー(介護をする人・非専門職)さんからの近況報告・相談の時間も毎回とっています。
次回(まだ日程は決定できていない)は、第2章「目的論」について、全員で学びながらの時間となります。
現在「介護」や「在宅医療」に直接的に関わっていない方でも、「アドラー心理学」に興味がある方でしたらご参加いただけます。
この機会に一緒に学んでみませんか?
「介護」や「在宅医療」についても、自然と情報を得ることのできる、一石二鳥の時間になると思います。
今は、会場費を参加者全員で按分して参加費としているので、ワンコインでお釣りがくるぐらいな感じ。かなりお得にもなっています。
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