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片づけをやる気にさせる方法

おもちゃを出したら出しっぱなし…
きれいに片づけてほしいのに…なかなか遊びが終わらない。終わっても、散らかったおもちゃはそのまま…
あーイライラする!!

こんなことありませんか?

私もありました。どうしたらお互いよい気持ちで片づけができるのか。色々と試してみた結果、片づけのやる気につながりやすい声かけを見つけました。その声かけの仕方を皆さんにお伝えできればと思います。少しでも参考になれば幸いです。


片づけに対する考えのスタンス

大人でもそうですが、片づけというのは面倒で嫌なものです。特に子どもは、今までの楽しい遊びを中断し、おもちゃをその場からなくさなければなりません。それは悲しいことです。

"そもそも片づけは子どもにとってはしたくないもの"

はじめからこう考えることによって、子どもが片づけをしてくれないイライラは少し減るのではないでしょうか。

やる気につなげるポイント

では、どのようにしてやる気につなげたらよいのでしょうか。

ポイントとしては、片づけが嫌なものから、いかに"楽しい"ものに変えられるかがポイントです。つまり、どうしたら子どもが気持ちよく片づけを始めることができるかを考えることが重要です。

はじめの頃は親が一緒に片づけて、子どもはその姿を見てやり方を覚えることもあります。

具体的な方法

方法案を4つ紹介します。

1.自分で終わりを決めさせる

◎「プラレール、あと何回周ったら片づける?」
◎「何時(長い針がどこ)までやったら片付ける?」

などと自分で区切りをつけさせる方法です。

人は、他人が決めたことよりも自分の決めたことをする傾向にあるので、終わりがきたらすんなり受け入れることもあります。

2.後に楽しいことが待っていると予告する 

◎「片づけが終わったら、美味しいご飯にしようか」
◎「片づけが終わったら、○○一緒にしようか」

このように、楽しいことや、嬉しいことが待っているとわかると、がんばる気持ちが高まります。

うちは、長男が一時期UNOに大ハマりしていたので、「片づけしたらUNOする?」の声かけで即片づけに挑んでいました。


3.片づけをゲーム化する

◎「どっちが早く片づけられるか勝負だ!」
◎「○時(長い針が○)までに片づけできるか?!」

とにかく子どもはゲーム性のあるものなど、楽しいことが大好きなため、このような声かけによってやる気を引き出すことができます。

ただこの際、急ぐことに意識が向くため、雑なしまい方になることがあります。そのときは「ゆっくり優しく入れるとカッコいいな」と添えるとよいでしょう。

4.キャラクターになりきって片づけに誘導する

子どもが今ハマっているキャラクターの真似をして、片づけに"楽しく"誘導すると乗ってくれることがあります。

うちは、長男、長女ともにお掃除ロボットの動きが大好きで、電源を入れた後に流れる「清掃を開始します」というアナウンスを真似して片づけ始めると、子どもたちも乗ってきます。途中で、「充電が切れました…」と言い、わざと手を止めると笑って代わりに片づけしてくれます。

また、子どもたちの好きなぬいぐるみを、片づけをしている風に動かすと真似してきたりもします。

このように、側からみたらふざけた行動かもしれませんが、ユーモアをもちながら誘導することも効果的です。

片づけできたらやってほしいこと

褒める

文句を言いながらでも片づけし始めたら、
◎「お!片づけてるー!」

片づけ終わったら、
◎「嫌がってたけど、よくやってくれたね!」

などと必ず褒めてあげてください。子どもは褒められることによって自信がつき、その行動を繰り返します。

ポジティブな気持ちを伝える

褒めるとき、以下のように気持ちも伝えられるとなおよいと思います。

◎「見て!きれいになると"気持ちがいいよね"」
◎「片づけてくれてママ・パパはうれしいよ」

などと快の気持ちを言葉で伝えます。そうすることで、次もやってみようかなと、やる気につながります。


いかがでしたか。
ご家庭で何か使える方法はありそうでしょうか。

子どもによって効く方法はさまざまです。まずはどういった声かけが自分の子どもに合いそうかを試してみる。そして子どもの反応を見て、分析する、という視点がとても重要になります。


最後までご覧いただきありがとうございます。
皆さんから、子育てにおいて、こんな場面での対応に困った、こんなときどうしたらよいかなど、日々の疑問を教えていただけると幸いです。記事の内容の参考にさせていただきます。よろしくお願いします。

ありがとうございました😊

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