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ホワイトプランツ、いかがですか?

太陽の光が少しずつ強くなってきて、植物たちの緑色がますます鮮やかに感じられます😄
艷やかに生き生きとしたグリーンを見ると何だか心が軽くなるような気がして、この季節の植物たちの美しさは格別だなと思います。

とは言え、私は「白い」植物も好きです。瑞々しいグリーンたちの中、見た目はちょっと儚げで、でも実は過酷な環境に耐えられる強さを持つ、我が家のホワイトプランツたちをご紹介します。


まずはこちら。
チランジア(エアープランツ)の女王とも呼ばれる、チランジア・テクトラム。
他のチランジアにも見られるトリコームという毛が一際長いため、全体的にふわふわして見えます。軟らかそうに見えますが、実は剛毛(笑)。 

チランジア・テクトラム

トリコームは摩擦で剥げてしまうので、手で触ったり、勢いよく水をかけたりしないように注意しています。


続いては同じくチランジアから、ハリシー。先程のテクトラムのように毛足の長いトリコームではなく、細かなトリコームに覆われて、全体的に白っぽく見えます。

チランジア・ハリシー

このハリシーは、私が植物を育て始めた頃に百均でお迎えした古参です。もう10年になるかなぁ。成長が早く、年々大きくなっているのがわかるのも嬉しいです。次はお花が見たいな〜〜。

少し脱線しますが、植物を育てているときって、成長が見えないと不安になりませんか?生きているってわかっていても、大きくなったり花が咲いたりという変化が少ないと、実は不調なのかな?明日突然枯れたりしないかな?と心配になります……😅

その点、このハリシーはぐいぐい大きくなってくれるので、見ていて安心💕



話を戻して、白いモコモコのヒモサボテン(ヒルデウィンテラ)。「猫のしっぽ」という流通名で売られることもあるらしいです。

なんとも可愛らしいモコモコはトゲです。サボテンだからね🌵
根元のトゲは固いので下手に触ると刺さりそうで要注意ですが、先の方は握っても平気なくらい。柔らかい毛が密集していて、つい触りたくなります。

サボテンなので乾燥に強く、水やりも控えめでいい(つまり放ったらかし🆗)、手のかからない植物です。

ヒモサボテン


そして斑入り(ふいり)の植物たち。葉緑素のない斑(ふ)の部分が白や黄色になります。
見た目は美しいものの、斑の部分は光合成ができないので栄養を作れず、成長が遅い傾向にあります。

ハオルチア「旧氷砂糖」


ハオルチア「祝宴錦」


チランジア・イオナンタ・アルボマルギナータ



斑入りの株から生まれた子供は真っ白になることも。それはそれはキレイですが、真っ白な子は葉緑素を全く持たないため、自力で成長することができません。
親株にくっついているうちはいいですが、離してしまうといずれ枯れてしまう悲しい運命を持っているんです…切ない🥲

このハオルチアの手前の子株2つは真っ白…


ちなみに、世界で一番白いと言われている植物は何かご存知ですか?
それはダドレア・ブリトニーという多肉植物です。(写真がなくてすみません)
強い光を必要とする植物なので、今の私の環境では難しいのですが、いつか育ててみたい!!
園芸店などで手に入れることができます。

可愛らしくもたくましいホワイトプランツたち。今年の夏も、私の部屋を涼しげに見せてくれそうです😀
皆さんのお部屋にも一鉢いかがでしょうか?


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