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薬膳講座を聞いて納得できた自分の体に起こったこと

今は健康であっても、責任あるポジションでの仕事と受験生を抱えご主人は単身赴任などと言うことも人によってはあり得ます。

それが40代から50代初めの女性には少なくありません。

女性の年代別着目ポイント徹底スタディ講座(薬膳ウーマンライフケアアドバイザー認定講座)では、今回30代・40代の女性の体の特徴と着目ポイントを、平均的な日本人女性の社会背景、家族の在り方などを踏まえて学んでいただきました。

※講座内容は公式ホームページよりご覧ください


「40代後半からの強いストレスが私の病の原因だったと腑に落ちた」

これは、講座の最後に受講生のお一人が言われた言葉です。

その方は、この記事の最初に書いたように、ご自身の毎日の仕事、二人の受験生を支えながら、ご主人は単身赴任中という経験をされたそうです。

イライラしたり怒ってばかりだった30代。

これには、受講生の方が全員首を縦に振っていました。

なぜ、この年代はイライラしやすいのか?

一般的には、子育てが大変だから、ご主人が協力的ではないから、職場の人が動かないから等と思われています。

中医学的に考えると、20代からの食事や生活の積み重ねと、社会的にも家庭内でも責任ある立場になり、一人何役も引き受けている日本人女性にありがちな「ストレス」と「疲労」が関わっていることがわかります。

また、毎月の生理や妊娠・出産・母乳での育児により、血(けつ)を消耗している世代が30代です。

その上、そのストレスや疲労を解消するために、子供が寝てからの深夜に自分の時間を作っている(つまり夜更かし)ことや、甘いお菓子を食べること、毎日アルコールを飲むことを習慣にしている等も関係します。

そんな習慣を中医学的にどのようになるべく負担なく、少しでもイライラしたり疲れを感じないで過ごせるかが大事なのです。

寝不足と栄養不足、妊娠・出産・母乳での育児で疲れを溜めた30代から、そのまま40代へ入ると、次は閉経に向かう体と心の変化。

女性の閉経は平均50歳前後。

その前後各5年。計10年が更年期と呼ばれる時期です。

更年期に入ると体は誰でもこれまでとは変わりますが、30代の過ごし方も中医学的には40代に影響すると考えます。

基礎講座で学んだ、五臓(肝心脾肺腎)と体の構成要素(気・血・津液)との関係から、各年代の女性の体の変化と特徴を知ることで、自分が経験してきたことの原因と対策を知り、お仕事で接する悩みを抱えた若い世代の女性へのアドバイスに繋げて行ける知識です。

まだ若いからとか周りもそうだからと思わずに、将来の健康は若いうちからの日々の食事と習慣から。

この講座を受講されて、様々な女性の体と心のお悩みに寄り添っていただきたいと思っています。

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