薬膳とは?〜中庸(ちゅうよう)について〜
こんにちは。
薬膳で人生が変わった人、なつみです。
この記事では「薬膳とは何なのか」について書いていきたいと思います。
長くなりそうなので、数回に分けて書いていきますね。
前回の記事で、「薬膳では体のバランスを整えることで、健康な状態にする、という考え方を重要視している」と書きました。
前回の記事はこちら↓
この記事では「体のバランスがとれた状態」とはどのような状態なのかについて詳しく書いていきたいと思います。
5分くらいでサクっと読めますのでお時間がある時にどうぞ。
*薬膳を生活に取り入れやすくことを目的とし、難しい用語をわかりやすい表現に置き換えて説明している部分があります
バランスを取るために知りたい「陰」と「陽」の存在
中医学では地球上にあるものには全て「陰」と「陽」があると考えます。
寒と熱、朝(昼)と夜、男と女、雨と晴れ、などのように二つの相対する事象がバランスよく調和して存在しています。
また、中医学ではこのような「陰」「陽」が人の体の中にも存在すると考えます。
バランスが取れた状態であれば健康、バランスが崩れると何らかの不調が出てきて、それが悪化すると病気になるという発想をします。
例えば、
・陰(寒)が強くなると・・・血流が悪くなり関節痛が出る
└改善するための対応:体を温めて「中庸」の状態にする
・陽(熱)が強くなると・・・吹き出物ができる
└改善するための対応:余分な熱を取り「中庸」の状態にする
「陰」と「陽」と聞くと、何となく「陰」が悪く「陽」が良いイメージを持ちがちですが、どちらも大切であり、欠かせない存在なのです。
今回の記事のまとめ
中医学には地球上にあるものには「陰」「陽」があるという考え方がある
「陰」「陽」は人の体の中にも存在する
「陰」「陽」どちらも大切である
バランスが取れている状態=陰陽の偏りがない状態である
次回は陰陽と同じくバランスが重要となる要素「気」「血」「水」について詳しく書いていきたいと思います。
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