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良い質問、惜しい質問、最悪な質問(前編)
どうも、薬剤師YouTuber 川島です。今日は『服薬指導シリーズ③~良い質問、悪い質問、最悪な質問~』について。
服薬指導だけでなく、部下の育成で悩んでいる方、接客・営業を仕事にしている方にも参考になる内容です。
是非、最後までご覧になってください。
質問の種類
まずは質問の種類を見てます。
質問の種類?難しい話?と思われる方もいるかもしれませんが、ご安心ください。
普段の生活で意識せずに使い分けているものを、学者さん達が分類しただけなので、ついてきてください。
勉強したことがある人は聞いたことがあると思いますので復習と思って読んでください。
まずは
『クローズド・クエスチョン』と『オープン・クエスチョン』
クローズドクエスチョンは読んで字のごとく「閉ざされた質問」です。これは「はい、いいえ」で答えられる質問のことです。
逆にオープンクエスチョンは「開かれた質問」で「はい、いいえ」では答えられない質問です。
例えば
「朝ごはんは食べましたか?」はクローズドクエスチョン。
⇒「はい」「いいえ」
「今日の朝食は何を食べましたか?」はオープンクエスチョン。
⇒「食べてません」「パンと目玉焼きです」「コーンフレークやな」
といった感じです。
では他に質問の種類は?あるのでしょうか?
『未来質問と過去質問』
コーチングの勉強をしたことがある人は、こういう分類も聞いたことがあるかもしれません。
過去質問は「今までどうだったか?」を確認し、未来質問は「これからどうしたいか?」という質問です。
例えば
「定期テストの結果はどうだった?」は過去質問。
「来週の定期テストはどんな点数を狙ってるの?」は未来質問。
未来質問は過去質問に比べて、前向きなニュアンスになります。
『肯定質問と否定質問』
他にもこんな質問の分類の仕方があります。
否定質問は「~ない」、肯定質問は「~したい」という答えを出すための質問です。
例えば
「なんでこの仕事は上手くいかなかったんだ」は否定質問。
⇒「〇〇だから上手くいかなかった」
「この仕事はどうしたら上手くいったと思う?」は肯定質問。
⇒「〇〇すれば上手くいったと思います」
肯定質問の方が今後の行動変容を促すことにつながります。
他にも細かく分けていくと色々ありますが、ここでは質問には種類があり、特徴があることを知っておいてください。
では
どれが「良い質問」「惜しい質問」「最悪な質問」?
では、どの質問が良い、惜しい、最悪なのでしょうか?
種類でみると「オープンクエスチョン」は会話が広がりそうだし、「未来質問」や「肯定質問」は前向きな感じで「良い質問」に見えませんか?
ですが、質問の種類だけでは「良い、惜しい、最悪」は決まりません。
ここまで質問の分類を見てきたのに、それが答えじゃないの!?と思われたかもしれませんが、それだけでは決まらないんですね。
じゃあ、何で決まるのか?
これを、さらに掘り下げていきます。
が、長くなるので続きは明日。
今日も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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