人は99.9%感情で動く。という話
今回は個人的に私が書きたかった内容を書かせていただきました(笑)
もし、何か意見や周りにこんな人もいたということあればコメント欄に書いていただけると幸いです。
公務員時代、私が仕事をしている中で、なぜ自分がこれほど一生懸命に動いているのかと考えることがありました。そこで気づいたのは、ほとんどの場合、自分は「感情」によって動いているということです。人間は論理的な生き物に見えがちですが、実際には99.9%感情で動いている、というのが私個人の実感です。
そんな私の考えを裏付けるように、これまで仕事で出会った上司が、どれだけ感情の力で人を動かしてきたかを感じています。特に印象に残っている3人の上司について、少し紹介させてください。
① 優しくてオンオフの切り替えが上手い器用な上司
この上司は、仕事の厳しさとプライベートでの優しさを絶妙に切り替えることができる、まさに「器用」なタイプでした。職場では成果を重視しつつ、オフの時間ではリラックスした雰囲気を作り、部下たちが自然と心を開ける存在でした。私もこのメリハリのあるスタイルに憧れ、多くを学びました。
② 実直で誇り高き公務員の上司
次に挙げるのは、公務員としての誇りを胸に、毎日自分の職務を全うする姿勢が印象的だった上司です。彼は多くを語らずとも、その誠実な働きぶりで周囲を動かしていました。背中で示すリーダーシップとはこのことだ、と感じさせられました。彼の真摯な態度に触れ、自分もこのように信念を持って仕事をしたいと思うようになりました。
③ 失敗を語る広い視野を持つ上司
そして、私が最も影響を受けたのは、自分の失敗を率直に語ることのできるこの上司です。この上司は、成功だけでなく、自らの失敗をもよく語ってくれました。社会人になると、失敗を語れる人はあまりいません。信用を失うことを恐れたり、プライドが邪魔をしたりするためです。
しかし、この上司は違いました。彼は多くの失敗を部下たちに伝え、私が失敗した時にも「大丈夫だ、お前ならできる」と信頼の言葉をかけてくれました。その時、自分は「この人に言われたからにはやるしかない」「恥ずかしくないように頑張ろう」と心から思いました。それは公務員を辞めた今でも、私の頑張る理由の一つになっています。
この上司の言葉は、私にとって強制的な命令ではなく、信頼と共感に基づいたものでした。それが、何よりも私を動かす力となったのです。この経験を通じて、私は「人は結局、感情で動く生き物なんだ」ということを実感しました。
結局、人は感情で動く
振り返ってみると、私が最も影響を受けたのは、③の上司のように「失敗を語り、自分の弱さを見せることで信頼を築く」タイプの人でした。論理や規律ではなく、感情で人を動かす力こそが、私にとって最も大きなインパクトを与えてきました。
「人は感情で動く」というのは、私の個人的な意見ですが、実際に仕事の現場で何度も感じたことです。感情を大切にし、共感や信頼で人を動かすことの大切さを、これからも忘れずに仕事をしていきたいと思っています。
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