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夫婦雑談#4 今年一年を振り返ってみて感じた変化の話

こんにちは。
夫のミョウガ、妻のショウガです。

今回は、年末ということで、今年1年間を夫婦で振り返ってみた内容をお送りします。

変化が多かった1年だった

ショウガ(妻):まずはざっくばらんに今年を振り返ってみてどうだった?

ミョウガ(夫):今年は1月に子供が生まれた年だから、子供が生まれた、親になったことで、変わったこと、変えなきゃいけなかったことは多いよね。

ショウガ(妻):それは確かにその通りだと思う。もちろん子供は可愛くて、幸せな時間は多いけれど、犠牲にしたものや代償を払ったものもあったはず。

ミョウガ(夫):それはその通りだと思う。ちなみに、例えばどんなことがある?

ショウガ(妻):生活の細々した変化は結構色々あるよね。例えば、
・旅行とか食事に行く機会が減った
・多少汚れてもいいような服を着るようになった
・子供にいじられないように揺れるピアスとかネックレスをつけなくなった
・ヒールを履かなくなった
・電車やバスに乗ってどこかに出かける機会が減って行動範囲が狭くなった
・食事を急いで食べるようになった
・生活リズムが早寝早起きに変わった

ミョウガ(夫):確かにそうね。当たり前かもしれないけれど、子供が生まれてからは全てが子供中心の生活になったよね。

親になって世の中を見る視点も変わった

ショウガ(妻):自分たちの話す話題も子供のことが中心になったよね

ミョウガ(夫):そうね。今までは1人の男性とか夫という立場だったけど、子供がいる親という立場で世の中を見るようになった気がする。

ショウガ(妻):例えば?

ミョウガ(夫):例えば保育園。育休って基本1歳までのはず。でも1歳からの新規枠が少ない保育園が大半だった。1年間の育休期間があるはずなのに、1年経つより前に復帰しないと保育園に入れられないってなんか変じゃない?

ショウガ(妻):確かに。私は、育休って子供を育てるための期間のはずだけど、保育園落ちないと延長できないってなんか変な仕組みじゃない?ってのは感じた。

ミョウガ(夫):そこもなんか変だよね。

ショウガ(妻):今までも日本って育児しづらいよね、っていう話は耳にしていたけど、今自分たちが当事者になって、その最前線に立たされているのかなと思ってて。日本人って他人に厳しい人種なのかなって思う。

例えば、公共交通機関で、子供は騒がせないことが当たり前だし、親が静かにさせるべきっていう雰囲気がある。それはわかるけど、子供なんだし、何やっても騒ぐ時は騒ぐんだよね。でも、それはしょうがないよねーって雰囲気にはならない気がしてて。

いまだに電車とかバスに乗せる時は緊張する。
自分が大変だったから、他の人も大変な思いをしてほしい(ラクしてほしくない)みたいな風潮はいたるところで感じてる。

ミョウガ(夫):それは本当そうだよね。他にも私は、日本の行政のいけてなさを激しく感じた。手書きで同じような内容を何度も書かされた。住所なんて何回書いただろう。

ショウガ(妻):そういう庶務的な部分が効率化されていないよね。なんのためのマイナンバー?笑

ミョウガ(夫):高齢者が多い国なのに、地下鉄もバスもバリアフリーじゃなさすぎない?

例えば、地下鉄の乗り換えのはずなのに、地上に出ないと乗り換えられない、ってどんな設計思考で作ってたの?って思う。

ショウガ(妻):私たちがお手伝いします、ってポスターあるけど、駅員さんも近くにいないことが多いし、いや、声かけにくいでしょっていう。そもそもそれって本質的な解決じゃないよね?って思うし。

ミョウガ(夫):子育てをする当事者になって、気づいたことがたくさんあるよね。

人間関係のあり方も変わった

ショウガ(妻):子供がいるからほとんどが3人での時間で、自分個人の時間とか夫婦の時間はなくなった。

ミョウガ(夫):自分の時間がなくなったのはそうだと思うし、それに友達に会わなくなった気もする。

ショウガ(妻):それは人間関係がスッキリした、ってことなんじゃない?必要な人としか連絡取らなくなったと思うんだよね。面倒だった会社の飲み会に行かなくてよくなったし。

ミョウガ(夫):面倒な付き合いがなくなったのはすごいメリットだと思うけど、ちょっとついでにご飯、みたいなのはやっぱりなくなっちゃったよね。

ショウガ(妻):そうね。ただ、それは子どもが生まれたから、というよりはコロナのせいだとは思うけれど。総じて、人間関係のストレスが軽減されたのは一定あるんじゃないかな?

ミョウガ(夫):大きな意味で人間関係のあり方は変わったよね。

身体や精神の変化も大きい一年だった

ショウガ(妻):今年の自分の変化って意味で振り返ってみると、コロナ禍で、立ち会いも面会もできない中での出産から一年がスタートして、子供が生まれてからも社会から断絶されていた孤独感があって、辛い状態だったな。

ミョウガ(夫):すごい特殊な環境での出産だったもんね。。。

ショウガ(妻):でも、孤独感からは割と早期に脱することができたと思う。

ミョウガ(夫):なんでだろう?

ショウガ(妻):孤独を感じてたのは、余裕がない時だったと思う。
自分が多少なりとも子育てに慣れてきて、余裕が出てくることで、少し外に出てみよう、買い物してみよう、とかできること、行動範囲が増えたことで気持ちの余裕ができて、孤独感が減っていった。

その一つのきっかけがミョウガ(夫)の育休だと思ってるんだよね。同じ立場で頑張ってくれている味方がいるってのは気持ち的にすごい助かった。

それに、3ヶ月ぐらいから息子が寝るようになってくれたことのも大きかったと思う。
最初は、あまり寝なかったけど、夜寝るようになってくれることで、夜8時までお母さんを頑張れば、一旦その役割から解放される、一旦休憩できるぞ!というのが大きかったな。
基準の時間ができたのはすごい気持ち的にプラスだった。

ミョウガ(夫):特に出産を経験する女性は強制的に大きな変化が強いられるもんね。

総括して、一言で表すなら?

ミョウガ(夫):総括すると、どんな一年だった?

ショウガ(妻):やっぱり大変な一年だったかな。充実した一年だったって言えるようになるにはもう少し時間が必要だと思う。でも、人生で初めてのことがすごいたくさんあった一年で、飽き性な自分としては、楽しめた1年でもあったと思う。ミョウガは?

ミョウガ(夫):息子の可愛さに驚いた一年だったかな。いろんな可愛さがあって、成長すると共に日々かわいいなーって思ってたし、思ってる。元々子供は好きだったけど、我が子の可愛さの爆発に親バカってこうなっていくんだと実感したね。
あとは、育児っていうわからないことに挑戦し続けた一年とも言えるんじゃないかな。1年やったことで、なんとかする力はそれなりにレベルアップしたかなと。

ショウガ(妻):そうだね。うちらも成長した一年だったと思う。

ミョウガ(夫):じゃあ最後に今年1年を漢字一文字で表すならどう?

ショウガ(妻):うーん、いろいろ変わったことが多かったんだけど、新しいことばかり、挑戦することばかりで一年が目まぐるしすぎて。激動な一年だったかな。一文字選ぶなら「」。飽きない毎日だった。

ミョウガ(夫):私は、「」かな。わからないことだらけで、どうしたらいいのかたくさん考えた1年だったと思う。

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