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映画🎬ウォールフラワー

ずっと気になっていた、けれど見る時間が取れなかった映画の1つである
「ウォールフラワー」を先日鑑賞しました。

自分の備忘録のため、
またこの映画を気になっている方のために感想を残そうと思います。

あらすじ

映画の概要は以下のような内容です。

チャーリー(ローガン・ラーマン)は、小説家を志望する16歳の少年。
高校入学初日にスクールカースト最下層に位置付けられ、ひっそりと息を潜めて日々をやり過ごすことに注力していた。
ところが、彼の生活は、陽気でクレイジーなパトリック(エズラ・ミラー)、美しく奔放なサム(エマ・ワトソン)という兄妹との出逢いにより、一変する。
初めて知る“友情”、そして“恋”―。世界は無限に広がっていくように思えたが、チャーリーがひた隠しにする、過去のある事件をきっかけに、彼らの青春の日々は思わぬ方向へ転がり始める―。
Amazon Prime ウォールフラワー(字幕版) 説明文より



なぜこの映画が気になったのか

そもそも青春映画が好き

青春映画は、自分が取りこぼしてきた青春を掴める気がしてよくみています。
子供が大人になる過程、その葛藤を見ると強く強く共感して涙が止まらなくなります。
自分にもこんな時があったな、あの時こういう決断をしていれば違ったのかな、でも今が幸せだな…。色々自分と重ねてしまうのです。

エマワトソンが好き

ハリーポッターシリーズの大ファンの私にとって、
エマワトソンは憧れそのものです。
生き方や考え方、またその容姿全てにおいて素敵な方と思います。
役柄的に知的なキャラクターを演じることが多いエマですが、
今回のこの映画では違う一面も観れるのではと思い興味を持ちました。

主人公がどう変わっていくのか気になった

最初の理由にも書いた通り、 青春映画が好きなので
今回の主人公はどういう過去があって、どういう出会いがあって
それらの葛藤を乗り越えていくのだろうと気になりました。
また Amazon Prime の評価や感想もさらっとみて良いようだったので、
「おそらく最悪の事態にはならないだろう…」と予想して見る決意をしました。
(今のメンタル的にBad Endは辛いなとは思っていたので)


【ネタバレなし】 感想

結論、良い映画でした。
最後まで見て「ああ…なるほど」と納得がいき、素敵な映画だったなと思いました。

また青春ってキラキラしていることだけではなかったなと思い出しました。
人間関係において孤独は嫌だったし、ドロドロした気持ちがあったり、葛藤したり。
なんだか思い出を綺麗にしすぎていたな〜と。

ただ少しだけ最後まで見ないと掴めない箇所があったので、
最初はもしかしたら置いてけぼりになる部分があるかもしれませんが、
ただ話の流れはわかりやすいので、ぜひ見てもらえたらと思います。

ちなみにウォールフラワー(wall flower)という言葉は、
ダンスパーティ等で誰にも相手されずに一人ぼっちで壁際にいる人、を指すそうです。知らなかった…

映画を見ると自分と向き合えるのでいいですね。
また何かこういった映画を見つけて鑑賞したいと思います。

以下は、思いのまま綴るのでネタバレ注意です。











【ネタバレ注意】 感想

良かったところ
・冒頭から主人公は精神疾患を患っている描写があり、自分と重なった
・自分自身に自信が持てないながらも、大好きな人たちと向き合ったり、助けたりする主人公はとても強い人間だなと感じた
・最終的に自分の過去と見つめ合い、それを家族や友人が受け止めてくれることで、主人公が前を向く姿が良かった
・やはり人間は一人では生きていけない、支えられて生きていくんだなと思った
・他人を傷つけたくなくて本音が言えずに、その結果余計に傷つけてしまうことを改めて気付かされた
・他人を大切にしつつ自分の本音も隠さない。うまくバランスを取ることは難しいけれど、でもそれが生きる上で大事なんだと気付かされた
・「こんな僕を見つけてくれるなんて」と主人公が言った台詞が良かった、私もきっと誰かに見つけて欲しいのかもしれない
・エズラミラーがとても素敵な役柄だった。美しさと強さのある役で、正直主人公より目がいってしまった
・エズラミラーはファンタビにも出ているのだが、雰囲気が全く違うので最初全く気づかなかった…

ううーんなところ
・途中途中で主人公が抱えるトラウマになった過去映像が出てくるのだが、それが何のシーンなのかわからない(最後まで見るとわかる)
・その過去のトラウマ全容がわからないが故に、何と葛藤して何を乗り越えようとしているのかがイマイチ掴めないまま話が進む
・自分のせいで大好きな人を亡くしてしまった、という事実が最後にわかる


悲しいような、でも温まる、そんな映画でした。
過去も今も未来も、それを家族も友人も抱きしめてくれているような
そんな映画です。
私もそういう人になれたらな。


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