知らない間に姉が本を出版する側になっていた話
姉が携わった本が出版されていた、それも1年以上前に!
先日実家に帰ったときのことです。
「あ、そういえば1年くらい前に制作に協力して本に名前が載ったんだよねー。忘れてたわ!」
「え、何それ!?本に名前が載った??しかも1年前って結構前じゃない??!」
本に作品と名前が載るなんて、noteを書いているわたしにとって、いや家族にとって大大大ニュースといっても過言ではありません。
姉は2児の子育て中の、いわゆる専業主婦です。
そんな編集や出版とは無縁のはずの姉が、
「なんで本に作品が載ったの!?」
「本が出るとき教えてよ!」
(毎月会ってるじゃん?)
「うっっうらやましいーーーー!!!!!」
いろんな感情が「うわぁぁぁぁ!!」っと一気に押し寄せて、とにかく出版されたものを早く見せてほしいとお願いしました。
「本」でした。
電子書籍じゃない、紙の本。
そして、まぎれもなく姉の名前が載っていました。
とてつもなくうらやましかったけれど、それを上回る感情は、
「お姉ちゃん、すごいよ!!!」
という賞賛の気持ちでした。
事の顛末をお話しすると、姉は刺しゅうを趣味で何年かやってるんですが、憧れの作家さんが出版するにあたり、制作協力の募集をたまたま見つけて応募したそうなんです。
そして作家さんに協力させてもらって仕上げた作品が本に載った、ということでした。
「こういう手芸の本って作家さん本人が全部仕上げているわけじゃないんだ。」
「本を制作するって、いろんな役割の人がいるんだなぁ。」と、感心すると同時に、本に載せられるだけの作品を仕上げられる姉を誇らしく思いました。
「朝4時に起きて制作した日もある。」と姉は話します。
育児してると自分の時間を持つのが難しいですよねー…。
「集中して作業したい!」と思ったときの4時起きって、とてもリアルな数字で思わず共感してしまいました。
「出版されるとき編集部の人から本が届いたんだよね〜いい記念になった。」と話す姉に、『編集部とのやりとり、うらやましすぎる…。』と、やはり嫉妬してしまうわたし。(笑)
「姉のすることをいつも真似したくなる」「なんだかうらやましくなる」それが、妹という生き物なのです。
それにしても、こういう形で出版に携わることができるって初めて知りました。
続けていれば、チャンスが巡ってくることってあるんですね!!
それだけ「好きだと思えることがある」「何年も続けていることがある」というのも飽きっぽいわたしには眩しく見えました。
昔から「やりたい!」と思ったことを粛々と実現する力がある姉。
だけど、「表に出るのはプレッシャーだから。」と裏方の仕事を申し出るタイプの姉。
この器用さがあれば子育てしながらでも、裏方や在宅で活用できるポテンシャルあると思うよ。
この記事を書いた人
やきいも
日々の学びや気づきを発信する育休中ママ。3歳と0歳の子育て中。
3歳娘よりもプリキュアにハマるセーラームーン世代です。
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