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成長のための三角形

成長のための三角形
・失敗体験
・成功体験
・意味づけしてくれる他者

人が「あの失敗体験が自分を成長させてくれた」と、失敗を前向きに思えるのは、それとは別のどこかに成功体験があるから。
最初に失敗体験あるいは成功体験とラベルづけしてからその体験に飛び込んでいくわけではない。
体験Aにぶつかる。そのなかで酸いも甘いも体験する。次に体験Bにぶつかる。そこでも酸いと甘いを体験する。
体験Aと体験Bを並べて見たときに、あとから、「体験Aという失敗体験があったからことそ、体験Bという成功体験があったのだ」と、あとづけの相対評価でもって、失敗体験と成功体験が「本人の中で生まれる」。

体験Aと体験Bの只中にいるときに、本人が自暴自棄になったり傲慢になったりしないように。
そして、両者が終わって、あとづけの評価をするときに、客観的でありながらも、本人の未来につながる前向きな評価をするために。
体験を意味づけしてくれる他者が必要になる。

人がなにかに気づくとき、それは、体験を通して気づかされているのだし、さらに、自分だけでは気づけないものを他者に気づかされることによって、さらに大きな気づきを得ている。

失敗体験と成功体験のセットは経験軸、意味づけしてくれる他者はピープル軸に対応している。


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