なくては困る、そんな部署があります。
みなさん、毎日仕事や勉強、お疲れ様です。
㈱焼津冷凍、広報担当の永田です。
そして、前回は「スキ」&「フォロー」いただき、ありがとうございます!
※少し内容を改定致しました。
今回は弊社のそれぞれの部署の活躍について、ぜひ知って欲しい!という想いから、ご紹介したいと思います^^
なくなったら困る、知ってほしい!そんなウチの部署のお話です。
その前に振り返り
前回は「焼津冷凍ってなに?」というお話をさせて頂きました。
焼津冷凍という会社を少しわかってもらえたらいいなと思います。
部署を知ってもらう前に。
ちなみに根っこにあるメイン業務を請け負う事業部を弊社では、
「冷蔵庫事業部」、通称「SF事業部」と呼んでいます。
SFとは「Super Frozen」もしくは「Super Freezer」の略で、
-40℃以下の超冷凍もしくは超低温(の冷凍庫)を意味しています。
-60℃の冷凍倉庫を利用した事業部という意味でも、分かりやすいネーミングだと私は入社当初思いました。(ただし意味が分かるとは言っていないので、最初私も意味が分からず戸惑いました(笑))
業務中に使う言葉って、ほぼほぼ専門用語になるんですよね。
使っている本人たちは共通認識があるから会話が成り立って、それが専門用語って気づかないことが多いです。
方言と同じだなって思います。
例えば、みなさんは「おとましい」って言葉を聞いたことありますか?
これ、焼津弁だと思うんですが、私が家族や焼津に住んでいる友人と話していても何も違和感がなかったんです。これこそ共通認識ですね。
それが、違う地方の友人と話していた時には「え?」と聞き返されました。
その時初めてこれが方言だということに気づいて、しかも特定の地域でしか使われていない方言だとことに衝撃を受けました。生まれつき会話に溶け込んでいたので、てっきり標準語だと思っていたんです。
だからいざ、標準語に直そうと思っても表現がなかなか難しくて、苦労しました。
ちなみに「おとましい」は、標準語だと「危なっかしい」という意味になると思います。こんな表現をするのは、方言だと若干異なるニュアンスを含んで表現してくれるからです。
さて、このように地域で言葉の壁があるように、仕事にも言葉の壁が存在していることをみなさんも感じたことがあるのではないでしょうか。
部署紹介をするにあたって、そういう壁を感じないように説明しようと思います。
冷蔵庫事業部、根幹事業
それは弊社のメイン業務を担う部署です。
敷地内に第1から第3まで工場があって、時には身体を使い、時にはフォークリフトを使い、冷凍マグロやその加工製品、その他お客様の大事な商品をお預かりしています。
手鉤と呼ばれる、切っ先の細い鎌に似た道具を使い、マグロの紐に引っかけたりエラ部分に引っかけたりすることによって、移動させます。
コンテナと呼ばれる、鉄格子のある大きな箱にはマグロが詰まっています。
このコンテナひとつひとつがお客様の商品なので、取り扱いは慎重に行います。
SF事業部の主な仕事は、-60℃の冷凍倉庫で冷凍まぐろなどを保管し、お客様の依頼に添って商品を出し入れするお手伝いをすること。
また、外国から輸入された加工製品のお預かりもしています。
丸々1匹のまぐろもあれば、2分の1や4分の1の大きさに加工されたものもあり、お預かりする商品はさまざまです。
テレビでよく取り上げられる大間のまぐろのような200kg以上あるまぐろは特に加工しないと、下の写真にあるようなコンテナには入りきらなくなってしまいます。※弊社は加工は行っていません。
センター内は-60℃の冷蔵庫の影響で、寒くなっています。
社員は全員防寒着を纏い、安全のためにヘルメット・安全靴・笛などを必ず身に付けています。
どの部署もそうですが、安全に業務を行うことでお客様への安心と信頼に繋がっています。
物流事業部、弊社の物流を展開する
物流事業部は冷凍食品などの商品の保管や地元スーパー様の物流、また集配センター業務などを行う部署です。
物流事業部は4つの係に分かれていて、その仕事内容はそれぞれ異なります。
この部署でもSF事業部と同じような仕事があります。
-30℃~-20℃の冷凍倉庫にてお客様の商品をお預かりし保管、お客様のご依頼に添って商品の出し入れを行う仕事です。
これは物流事業部の冷凍食品係の仕事内容です。
また、ここでお預かりする商品は主に冷凍食品などの商品です。
TC係と運送係は、密接な関係にあります。
TC係で地元スーパー様の商品を仕分けし、その仕分けされた商品を運送係が配送します。
ですので、弊社ではトラックを所持しています。
また、運送係はグループ会社の配送協力も行っています。
企画係は、物流事業部の営業を行っています。
新規開拓を行う営業ではなく、既存のお客様に御用聞きを行っています。
お客様の困りごとを一緒になって考え、企画・提案していくのが主なお仕事です。お客様に寄り添う提案を行うことを大切にしています。
設備部がある?
「え、物流に設備??」と、イメージが沸かない人が多いと思います。
私たちのような冷蔵・冷凍の商品の取り扱いをしていると、必ず冷凍機等の設備が必要となり、こちらを活用して適正温度での保管を可能としています。
そして-60℃の実現は、ひとえにこの設備事業部の活躍あってこそなのです!
私たちの会社では、設備を担う社員が常に点検などを行っています。
設備部は、冷凍倉庫には欠かせない冷凍機の保守・管理・点検・修理を一手に担う部署です。
設備部は工場内にあるこういった冷凍機などの設備を日々管理し、危機管理業務を行っています。
また日々、冷凍機に使用される電気料のチェックも欠かせません。
他にも倉庫内で使用するコンテナの修理や非常時に備えた発電機の管理も行っています。
同業他社様にはあまりない部署でもあり、『冷凍機など、自社の設備は自社で整備管理する』をモットーとし、業務を行っています。
これにより、最近ですと他社様から設備管理のご依頼やご相談を頂くようになりました!
支援部
支援部はその名の通り、他の部署を支援する部署となります。
仕事は事務職であり、管理と総務という2つの係に分かれています。
管理係はSF事業部と密接に関係し、お客様のオーダーや受付対応をしています。まさに窓口業務です。
管理係の仕事を「管理事務」と呼ぶこともあります。
一方で総務係は、経理や労務、人事など幅広い会社の裏方の仕事を行います。全部署とかかわる部署でもあり、社員の情報・会社の情報を管理しています。
私もこの係に所属し、広報活動を行っています!
デスクワークが主な仕事ですが、お客様が訪れた際の挨拶であったり対応であったり、お客様やドライバーさんが気持ちよく訪れてくれる場を作っています。
さいごに
ところどころに出てきた専門用語、わかりましたか?
写真付きでなるべくわかりやすく、紹介させていただきました。
また、さまざまな部署があることを知っていただけたでしょうか?
焼津冷凍ではBCP訓練や勉強会などの取り組みを積極的に行うことで、企業の価値向上に努めています。
お客様が焼津冷凍に何を求めているのか。
それを常に考え続け、そしてお客様との信頼の絆を深め、食文化に貢献しているのです。
そんな私たちのさまざまな取り組みをもっと知ってもらえるよう、これからも発信していきます!