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【実録!俺の独立・副業-1】20年前に整体師に人生を賭けて脱サラした俺が、20年経った今、答え合わせをしてみた。

なんとなく大学を卒業し、何となく入社した会社…。当時の私にとって社会は厳しく、会社を辞めたくて辞めたくて仕方なかった。

とはいうものの、当時は、まだ、今ほど転職に関する情報・サービスはネットに溢れてはおらず、私自身(1977年生まれ)、「石の上にも三年」という言葉がなんとなく頭の片隅にあり必死に会社員をこなしていた。

そんな日々を送り、入社から3年が経過したある日、私は整体師に興味を持つようになった。

整体師と言えば、一国一城の主、独立、開業に道が続いていると当時の私は考えていた。転職をするにしても、どこに行っても、上司部下のいざこざはある。ならば、将来的に独立が出来る仕事に軌道修正したいと考えたのだ。整体師は、

・手に職
・生涯技術を追求できる、ゆえに年々安定感が増していく。
・人に振り回されない
などのイメージを持っていました。

毎日、嫌な上司に怒鳴られ、残業しまくりで、頭は許容量をはるかにオーバーし、パンク寸前の辛すぎる日々…そんな日々を送る中、整体院をかまえ、お客様に整体をし、お金をいただき、空いた時間には今日はいい天気だなと深呼吸をし、伸びをする…そんな姿を想像したのであった。

以下は、実際に、整体師になるべく、行動し、実際に整体師になり、1度整体院を開き、その後、売却することで手放し、再び整体院を別の場所で開き、それも閉め、現在は、別の仕事で生計を立てている筆者が、

整体師に人生を賭けた流れ
整体師になる方法
整体師としてお店を開く方法
整体師のメリットデメリット、喜びと後悔、得たもの・失ったもの
整体師として独立することはどうなのか?
なぜ、独立した後、整体院を閉めたのか?
副業として整体師をすることはどうなのか?

等について、自らの経験を振り返り、それらを元に、まとめたものを以下に記していく。


整体師に人生を賭けた流れ

整体学校入学

整体師になると決意した後、パソコンで「整体学校」と検索し、一番上に出てきた(今にして思えば、ヤフープロモーション広告)整体学校にメールで問い合わせ。見学に来ないか?と言われたので、そのまま流れに任せていく。そこで、素敵な担当者(女性)さんから、上手に誘われ、私は、見事に見事に入学させられることになった。

特に整体学校を比較するでもなく、入校を決めてしまったことには今思えば、がくがくブルブル震えてしまうが、当時は、

  • 会社を辞めたい

  • 会社を辞める前向きな理由がすぐに欲しい

  • 忙しいのでできればすぐ決めたい

  • 見学した整体学校直営店舗のスタッフさんが素敵に見え、自分自身の将来像と重ねることが出来た

  • 素敵な素敵な担当者(女性)さんをはじめ、みんな素敵に見えた…

などがあり、感覚的に、大丈夫というものがあったと記憶している。まぁ、それでもやはり今思えばガクブルなのだが。

学費は、期間無制限(今は期間制限があるかも)で120万円くらいだった。当時は、賞与あり、残業代もそれなりにつけてくれていた会社で業務に埋没していたし、独身だったので、整体師になると決めたときから、飲みに行くなどを控え、お金を貯めるようにしていて、費用を準備することができていました。

整体学校に通わなくても整体師になれる?

整体師は国家資格ではなく、民間資格・民間の免状のようなものです。様々な民間の組織があり、それらがそれぞれの基準で民間資格・免状を定め、与えています。ですから、法的には、整体学校に通わなくても、(民間の)資格がなくても、整体師を名乗り、職業とすることは可能です。

しかしながら、お客様から評価されなければ、商売として成り立ちません。ですから、いきなりゼロから整体師を名乗り、職業としても生きていくことは難しいとなります。

整体学校に通わずとも、やる気だけあればOKでアシスタント募集、バイト募集みたいな求人に応募し、業界に踏み入れ、そこから、キャリアを積み上げていくのもありです。

整体ではなく、リラクゼーションサロンなどで働くことで手の技術を学び、手でお金を生み出すプロになるところからキャリアをスタートさせるというのもありかもしれません。

とはいえ、整体学校ならではの、人のネットワークがある、蓄積された技術がある、新入りとして辛い思いをせずに生徒・お客として学びはじめることができる等々のメリットもありますので、整体学校にもそれ相応の良さが存在します。


会社勤めをしながら整体学校通い

私が入学した整体学校は、自動車教習所のような単位取得システムだったので、仕事が休みの日だけ、会社の人には内緒で整体学校に通うことから整体師の道をスタートさせました。
整体師は、国家資格ではないので、金銭的にも、時間的にもなる敷居が低い仕事であるともいえます。
ゆえに、一度、社会人になった者が人生の方向性を変えるために整体師を志すケースが多く、そういった人たちを受け入れるべく、社会人でも通い、卒業できるシステムを用意してくれている整体学校が多いのが実情と言えます。

やる気さえあれば、それなりに道は開けていった

20年後の今、整体師を志し、整体学校に通っていた頃を振り返ると、当時の自分には、

  • 若さ・素直さ・実直さ

  • ブラック企業で鍛えられたメンタル

  • 学歴(相対的なもの)

があった。学歴は、あるところでは、しょぼかったり、平凡だったりするところでも、場所を変えれば、「おおぉ。」となるもの…。結果的に、私は、学んでいた整体学校で働かせてもらうことになった。院長や整体学校の先生もさせてもらい、経歴的にも、技術的にも、知識的にも、十分な道をたどることができた。

雇われ整体師の時の給料はどれくらいだったのか?

整体師になろうと考えている人が最も気になることの一つが、雇われている時の整体師の給料はどれくらいなのか?ではないでしょうか?

学校を卒業していきなり開業するのは怖い。だから、ある程度の期間は、人の下で働いて修行をして技術を磨き、箔を付けた方が良い…そう考える人も多いのではないでしょうか?
それでも、やはり、生活はしていかなければなりませんから、どれくらいの給料をもらえるのか?が気になりますよね。ここからは、私が雇われ整体師に時代にもらっていた給料、知り得た全てを余すことなくお伝えしていこうと思います。
まず、私が学んでいた整体学校から声をかけてもらった時の給料…厳密には

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