食べ物以外で血糖を上げるもの
家人は2型糖尿病、我が家はアダムスキー式腸活実践中、
2021年より年に3回くらいのペースで、フリースタイルリブレチェックを行っています
フリースタイルリブレは、上腕にセンサーを装着して皮下の間質液内グルコース値を継続的に知ることができます
採血して調べる血糖値とは違うものですが、食事を含む生活状況によって変化するグルコース値を追っていくことができるので、何をどれくらい食べればどれくらいグルコース値が上がり、どれくらい経てば下がってくれるか・・・ということが判るようになり、その結果、自然な行動変容に繋がります
アボット社の回し者ではありませんが、点ではなく線でグルコース値を知るメリットは大きいですよ~
家人の場合、一食の糖質量を30g前後に整えておけば、そこそこ血糖コントロールは良好です
そこで、今日は、食べ物に依らない血糖上昇について考えてみたいと思います
ストレスによる血糖上昇・・・睡眠不足と非日常
14日間のフリースタイルリブレ装着を繰り返した結果、食べ物以外で家人の高血糖を作り出すストレスは、「睡眠不足」と「非日常」であると解かりました
睡眠不足があると、血糖コントロールが不良になる傾向が翌々日くらいまで続きます
そして、もう一つの血糖を上げる要因、「非日常」とは、毎日のルーティンワークができなくなった時、つまり、来客や旅行・・・困ったものだと思うのですが、過去の記事にも書きましたように、フラジールというあだ名を持つ家人ですから、これは致し方ないと諦めるしかありません(笑)
「非日常」と言えば、こんな日もありました、
21:30以降何も飲食していないんですよ・・・
知りたい方は、こちらをお読みください
予期していないものに突然出会うと、体は対戦モードに切り替わります
グルコース値は、地震で40㎎/dlも上昇し、7分後には22㎎/dl下がったのです
地震にビックリして血糖が一時的に上昇するのは当然と言えば当然、血糖値は常に変化しているものです
解かっていても、こんなにも変動するものなのかとビックリした次第です
ところで、血糖を上げるもの、まだあるんです
これが家人にとって、一番の困りものです
それは、「糖新生」です
糖新生とは、
体内でグルコース(ブドウ糖)を新たに生成するプロセスのことです
体は、臓器に必要なエネルギー(ブドウ糖)が不足すると、アミノ酸・乳酸・グリセローズなどを原料としてグルコース(ブドウ糖)を作り出し、血糖の維持を図ります
肝臓と腎臓で行われますが、主に肝臓が担っています
生きる為に欠かせない体内の「恒常性の維持」の一役を担っている肝臓は、糖新生以外にもたくさんの仕事をしていますので、肝臓の仕事量削減のために節酒を家人に強く勧めているのですが、なかなか~ネ!(笑)
そんな家人の「糖新生」と思われるデータを見ていきましょう
まずは、前にも紹介した、いわゆる暁現象です
その時の「就寝時グルコース値と起床時グルコース値」のグラフは次のように、いずれも就寝時より起床時の方が高いグルコース値を示しています
この頃は、就寝時より起床時のグルコース値の方が常に高く、ご飯を食べる頃になると、更にムクムクと上昇して、食べるのがちょっと嫌になる感じでした
以下は、2023年9月2日 の記事から抜粋です
家人の血糖値を決定しているのは、食べ物とインスリンの関係だけではなく、体全体に張り巡らされたネットワークに依るものです
暁現象が甚だしかった23年は、その時点で体が最善の状態に調整している最中だったのかもしれません
まだ、きちんとデータ整理していませんが、今年9月に行ったフリースタイルリブレチェックでは、暁現象の出現頻度が減ってきています
血糖コントロール能力が改善している兆しだと嬉しいのですが、どうでしょうね~あまり大きな期待はせずに、粛々とロカボ&アダムスキー式食事を続けてみます!
わたしの独り言
身体の中は、腸脳相関だけでなく、他の臓器も含むネットワークが宇宙のように拡がっている・・・
未知のものが多すぎて、家人の血糖コントロール能力を改善する決定打は見いだせず、、、それでも、いろいろ試しながら緩々暮らして、結果、内服薬のお世話にならずにすめば御の字と考えています😊
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