ライブと音楽が生まれる場所を覗いてきちゃった
先週末はデトロイトに行ってました。
末息子のバンドのショーがあったので追っかけママとしては、是非行きたい!!だけど、自分で運転して行くのは避けたいのでどうしたものかと迷っていたところに、近所に住む息子のバンドの絶大ファンのヤーニー君が、どうせ行くからと、わたしも乗せて行ってくれることになりラッキー!!
ショーは、シカゴからやって来るファンクバンドがメインバンドで、息子たちのバンドはオープニングゲストとして予定されていたのですが、メインバンドメンバー全員が病気(コロナかどうかは定かではない)になってしまい、当日ドタキャンとなりました。
「今夜のライブがキャンセルになった」と息子から電話をもらったときには、わたしたちはすでにデトロイトに向かっているところで、ほぼ近郊にいたので、そのまま息子の家にたどり着きました。
ショーがドタキャンになったことは残念なことでしたが、せっかくデトロイトにいるのだから、気を取り直して別のライブでも見に行かない?という運びになりました。
「ローカルアーティストだけど、とてもいいヴォーカリストがいるの。今夜、ちかくのライブハウスで歌うはず」
と息子のガールフレンドが教えてくれました。
息子は自分のバンド以外にもレコーディング会社のプロデューサーやディレクターなどの仕事をしています。ちょうどそのシンガーの録音を手掛けていたので、そのビデオを見せてくれました。
こちらのビデオで歌ってるJadeちゃんです。ビデオは音楽録音するときのインタフェースを説明するデモ動画ですが、実際に彼女の曲を録音するプロセスで作られたものです。とってもセクシーな歌声です。
ついでにビデオの中で説明しているの息子です。
ってことで息子とガールフレンド、そしてヤーニー君とアラ還ママとでライブハウスにレッツゴー。
老若男女が生バンドを楽しみながらお好みのドリンクを飲んで、土曜の夜を楽しんでいました。息子たちのライブがドタキャンされたことで、思いも寄らない新たな機会を得て、残念な気分はふっとびました。
ヤーニー君はとにかくライブが大好きな若者なので、いちばん前で始終かぶりつきでドリンク片手に踊りまくったあげくに、居合わせたカワイイ女の子とちゃっかりインスタアカウントを交換してご満悦です。
生音楽を前に、音やリズムに酔いしれる人々を見ているとわたしもウキウキしてきます。この日のJadeの選曲はマイケル・ジャクソンとか、スティービー・ワンダーなど、誰にとってもお馴染みの曲ばかりってのも、ノリノリ感が高まりました。
すっかり興奮して、幸せ&ほろ酔い気分で息子の家に戻りました。
ヤーニー君は仕事があるので翌日には戻って行きましが、わたしはいつでも自由。息子が、週明けに送ってくれることになりました。
家に送ってもらう道中、この動画を撮影しているレコーディングスタジオで一仕事があった息子にくっついて行き、スタジオの中を見学させてもらいました。
閑静な住宅街にある建物なのですが、表にはなんの看板もかかっていません。まさかその建物がレコーディングスタジオとわかる人はいないでしょう。まさに「知る人ぞ知る」といった感じです。
そもそも、お店とはちがいふらっと立ち寄る種類の場ではないので、わかっている人しか立ち入らない場所です。中には高価なレコーディング備品がたくさんなので、外からはへたにスタジオだとわからないほうがいいのでしょう。
建物の中を見学させてもらったあとは、オーナーや他のスタッフとも話しをしながら、息子の仕事が終わるのを待っていました。みんな音楽バカというほど、音楽好きが嵩じてそこにいるような人々ばかりなので、話題は尽きません。
オーナーに、「またいつでも遊びに来てね」と言ってもらい、音楽好きアラ還ママはにっこりです。ふだんなかなか味わえない場所で、おもしろい人々と接して、貴重な体験ができましたとさ。
人生、好きなことを追っかけて楽しんだもの勝ち!!😆