「期待値」を意識する
あなたは、周囲への「期待値」を、意識することはありますか?
私は、イライラお母さんだった頃(今は多少改善されているはずです笑)、子どもやパートナーへの期待し、それが叶わなくてイライラすることが多かったと感じています。
期待をしているから、現見とのギャップにがっかりしてイライラする
ということならば、自分自身が周囲に持っている「期待値」に意識を向けることで、感情のコントロールにも役立つのではないかということで、書いていきます。
「期待」とは何か
辞書によると、
期待とは、「将来その事が実現したらいいと望みを持って待つこと」 。 よい結果や、よい状態になることを心待ちにしている、というニュアンスのようです。
こうなったら良いな~と思うことは素晴らしいことだと思う一方で、自分への期待ではなく、周囲への期待は、「周囲への、こうなったら良いな~」なので、期待している本人がコントロール出来ないことに対して「こうなったら良いな」と思っているということになります。
コーチングで良く使う、「課題の分離」の観点から考えても、自分でどうすることも出来ないことに対して、期待と現実のギャップでイライラしているので、課題を分離出来ると良さそうだと感じます。
期待値を下げれば良いのか?
このように考えると、「では期待値を下げたら良いのか?」と聞かれますが、私は、まずは「期待値を意識すること」をおススメしています。
期待は、無意識でしていることが多いので、まずは意識することが大切。
特に、子どもやパートナーなどの家族、上司や部下などの職場の近い人など、「近い場所にいる人」に対しては、高い期待をしていることがあります。
普通は。。
このくらい。。
出来て当然。。
などなど、近いからこそ高い期待をしていることも多いので、まずは意識することから始めてみましょう。
期待するのは悪いこと?
意識した上で、さらに考えて欲しいことは、期待値の高い低いの塩梅。
大前提として、期待することは悪いことではない、ということ。
「期待」を見方に付けることで、相手の成長を促進することも出来ますし、お互いに期待し合うことでチーム力を向上することも可能です。
しかし今回の問題点としては、過度な期待により、イライラしたり感情的になってしまうということ。
そこを回避するためにも、自分の期待値を意識し、必要に応じて高めたり低めたり、自分にとって心地良い塩梅を考えると良いと思います。
子どもに対しては期待しがちな私
私には3人の子どもがいますが、8歳長女、5歳次女への期待値が高くなりがちで、2歳末っ子の期待値が低くなる、そのような傾向があると感じます。
これは、その子の置かれている家族内のポジションが影響し、無意識に期待値が高くなったり低くなったりしているのではないかと思っています。
出来る限り、ポジションによる無意識の期待値の高い低いを減らし、月齢に応じた、その子の合わせた期待をしながら、関りを整えたいと思います。
自分に余裕がないと期待してしまう!?
仕事が忙しかったり、自分に余裕がないタイミングだと、周囲への期待が高くなりがちだと感じます。
私はこんなに頑張っているんだから(協力してよ)
忙しいんだから(散らかさないでよ)
などなど
期待値を意識し、適切にコントロールするためにも、「余裕」は大切だと感じます。
期待されることは嬉しいこと
期待は時に「期待と現実のギャップ」によりネガティブな感情になり、イライラすることに繋がることもあります。
しかし、「期待されることは嬉しいこと」でもありますよね。
だからこそ、自分の周囲への「期待値」を意識すること、さらに、周囲の現状を観察することで期待を見方に付けて成長促進に繋げていけたら良いと思います。
私も、家族には期待が大きくなりがちですので、意識しながら、子どもたちの成長促進につなげていきたいと思います。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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