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書評#1【エフォートレス思考 努力を最小化して成果を最大化する】グレッグ・マキューン(著)

ここでは、私が見たり、読んだりした作品(アニメ、書籍)の感想を皆さんに共有するというものになっております。
要約とは異なり、私が心に刺さったテーマや内容を伝えていきます。
拙い文章ではありますが、最後まで楽しんでいただけたら嬉しいです。

書籍の概要と補足

今回、書籍(実用)の感想シリーズ第一弾は、『エフォートレス思考 努力を最小化して成果を最大化する』
(以下『エッセンシャル思考』)です。

『エフォートレス思考 努力を最小化して成果を最大化する』
グレッグ・マキューン / 著
高橋璃子 / 訳

「エフォートレス(effortless)」とはeffort(努力)+less(否定を表す)で「努力しない」を意味する単語です。

『エッセンシャル思考』でベストセラーにもなったグレッグ・マキューン氏の続編にあたるものです。

この2つの書籍はテーマが違うため、個人的にどちらから読んでも問題ないと思いますし、どちらか気になった方を読むというのもでもよいと思います。

では、2つの書籍の違いは何なのか…
『エフォートレス思考』にて

エッセンシャル思考は、「何を」やるかを教えてくれた。
エフォートレス思考は、「どのように」やるかを極める技術だ。

グレッグ・マキューン=著 高橋璃子=訳 『エフォートレス思考 努力を最小化して成果を最大化する』
かんき出版 2021 p25

このように記されている。

これらの書籍に共通していることは、
「努力するだけが正解ではないということ」
だと思います。

「努力したら報われる(報われるわけではない)」
という言葉をよく聞くが、もしかすると、
「努力しなくても報われる人」がいるのではないだろうか・・・。

これは少し語弊のある表現になってしまいましたが、工夫することで従来よりも短い期間で成果を得られる可能性があるということです。
前置きが長くなってしまいましたが、本題に移りたいと思います。

読んでみて思ったこと

努力へのアンチテーゼ

1日のやるべきことを紙に書いていますが、この本を読む前は、いっぱいやらなければならないと思い、ものすごい量のタスクを書いて、すべてこなそうと考えていました。

しかし、1日が終わると達成できなかったタスクを見て、自己嫌悪に陥ることが良くありました。
そして、昨日できなかった分も頑張って終わらせようとし、さらにタスクを増やしてしまう…

自分自身を過大評価していた節もあったと思います。
学校に行くと、ものすごい勉強や活動をこなしている友人を見るとなおさら劣等感を感じていました。

環境を変えれば、きっと変われると思い、図書館に通おうと決心した次の日に家でダラダラ…
そんな自分が嫌だと思い、『エフォートレス思考』を手に取りました。

衝撃を受けたというものではないものの、はっとさせられました。
頑張ろうと思って、あれこれやろうとしてもできないのなら、
「毎日やれることを少しずつ積み重ねて、着実にステップアップしていこう」と、考えを改めることができました。

人生は全力疾走ではなく、マラソンであると気づくことができました。
(毎日小さな進歩つづけること)
noteの投稿を週に一回にしているのも、毎日少しずつ書いて、着実にステップアップするためです(笑)

焦りから遠くの景色ばかり見ていた自分に道を与えてくれました。

再確認できたこと

この著書では、私自身がわかってはいるけど、行動に移せていないことが多く書かれており、「そうだよな」と思わせてくれるものばかりでした。

・ネガティブな言葉を安易に話さない
・会話をするときは、傾聴を心がけること
・伝えるときは簡潔にかつわかりやすく
・睡眠不足は生産性を大きく低下させる(7-8時間を目安に確保)
・就寝前のデジタル機器の利用を控える
・作業の合間はこまめに休憩を挟む
・ルーチンを作り、行動を仕組み化
・問題や学習は根本的(基礎的)な箇所から始める Atc.

改めて考えさせられることも多かった印象です。
一気に改善は難しいとは思いますが、一つずつ改善していかなければいけないと感じています。

最後に

知識のアップデート、そしてより強固に

本書の感想とは関係ありませんが、今年は読書の機会を増やそうと考えており、まだ一冊しか読み終えていませんが、すでに恩恵を感じています。

読書は知識をアップデートすることはもちろん、自分の考えをより強固にできるツールだと感じました。

今後も読んだ本の感想をnoteを通じて皆さんに共有できていければいいかなと思います。
(飽きっぽいのでどうなるかわからないけど…)

やぎでした。
ありがとうございました。

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