放課後ランプ(410字の小説)➕追伸
僕は受験生。
僕の家は貧しく、塾にも行く事は出来ない。
不安に思っていたある日、ある人からランプを貰った。
その人が云うには
「このランプを灯すと、授業中の記憶が蘇る」と云うのだ。
このランプ、「放課後ランプ」と云うらしい。
…そんなランプ、本当に有るのか?…
と、疑念が湧いたが、
授業の内容がもう一度確認できるのであれば、
復習するのに最適である。
そのランプの使い方は、
「授業中にそのランプを灯す事が条件」とも、言われた。
…ランプに火を付けて授業を受けるのか?…
と、思いつつも僕はみんなから見えない様に
ランプに火を灯し授業を受けた。
全ての授業を終え、帰宅しもう一度ランプに火を灯す
すると不思議、授業中の光景が鮮やかに蘇る。
…やった!僕はもう一度先生の授業を受ける事が出来る…
と、歓声の声をあげるが喜びもつかの間。
授業は途中で途絶えている。
…可笑しい?このランプは偽物か!…
と、怒りを覚えたが振り返ってみると、
僕は授業中に寝る癖がある。
追伸
漢字が多いと読みにくいらしいですね。
でも、字数に制限がある時、漢字を使わないと、
字数を超えてしまいます。
また、漢字を見た瞬間その意味が浮かびます。
ひらがなでは、同じは発音の漢字が多数存在します。
漢字が多くなっても仕方ないです。
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