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小暑 鷹乃学習(たか すなわちわざをなす)

【24節季72候】
24節季72候を巡る。太陽と月のクロスポイント。

小暑の「鷹乃学習(たか すなわちわざをなす)」になりました。
凡そ、7月の17日から21日くらいをいいます。
私が今使っている暦は、神社歴ですが、本等の他の記録とは若干のずれを発生するのでご了承ください。

月は、21日火曜日の2時33分に朔に入ります。新月です。
興味がある方は、新月に神社へお参りすると良いですよ。
本来の「一日(朔月)参り」を行うことになりますから。
本当の意味で、黄泉返ることになり、新しい月と共に生きていく力が沸き上がります。

もう一つ、いいことをお教えしましょうか。
17日は、結婚には最良の日です。末永く、仲睦まじく暮らすことができるでしょう。

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さて、鷹乃学習(たか すなわちわざをなす)ですが、これは、ちょっとわかりにくいですよね。

72候は、生活に密着して、やるべきことを忘れないようにすることが、非常に多く盛り込まれています。
これもその一つで、鷹狩の鷹が、成長した鷹が飛び方を覚えるのがこの時期だそう。
つまり、訓練をする時期を、暦に盛り込んでいるということです。

旬の食材として面白いのは、ウナギです。
天然ものは、10月以降の冬が旬です。なのに、夏の土用の丑の日に向けて、7月だけ養殖ものの旬が存在します。
土用ウナギといえば、エレキテルで有名な平賀源内が、日本初の広告を作ってニーズを喚起したとか。
それが、旬を作り出してしまうとは、ちょっと驚きです。

後は、漁が最盛期な烏賊。
先日、宝達山頂から見たイカ漁の明かりは、最盛期程とは言わないまでも、天が光の反射で輝くほどの明るさでした。
私は、烏賊をさばけるのですが、スルメイカなんかをお刺身にすると、甘くてとろけるようで、美味しいですね。
イタリアンなら、イカ墨のパスタが、コクがあっておいしいです。

果物は、ブドウ、もも、スイカ、ユズでしょうか。
スイカは、旬が短いので、しっかり楽しみたいところです。
ブドウもスイカも、最近では種無しが多いと思いませんか?
食べやすさを追求しているからかもしれませんが、私は、種有りの方がおいしいと感じますけど。

野菜は、旬が始まる夏野菜のオンパレード。
あおとうがらし、カボチャ、冬瓜(とうがん)、トウモロコシ、ナス、ゴーヤ、モロヘイヤ。
どれも、滋養強壮、体を内側から冷やしてくれる野菜です。
個人的には、トウモロコシ、ナス、モロヘイヤが大好きです。
モロヘイヤは、取り扱いが難しい野菜ですが、コンソメ味のスープにすると、とろみのある美味しいものになります。

武漢コロナウイルスが、未だくすぶる状況ですが、天の気の力を得て、元気に過ごしましょう!





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