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昭和レア物が羽生に結集「キヨチ博物館」
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羽生市にできる「キヨチ博物館」が、11/18にプレオープン(関係者)、11/19からオープン(プレオープン参加ご希望の方は、私までお申し出下さい)。こちらは大海赫先生のファンクラブであった滝田キヨシ氏(キヨチ館長)が集めた個人コレクションが集積。約200坪の倉庫を改造して展示している。いわゆる昭和レトロな品々を集めている。
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先ずは書籍・雑誌など出版系の資料。大海赫先生や滝田ゆう先生の原画もある。原画には岡本太郎先生やピカソまであってビックリ。書籍は漫画、児童書、ゲーム本など、自分が復刊ドットコムで復刊に取り組んできたジャンルと被っているので興味深い。「ピカピカのぎろちょん」で人気だった佐野三津男のコレクションは貴重。ゲーム本は「マイコン」と呼ばれていた時代。この頃は自分でプログラムを打ち込まないとゲームができない時代だった。すがやみつる先生の漫画マニュアル本「こんにちはマイコン」も置いてあった。雑誌もバックナンバーが多数。漫画誌や学年誌をはじめとして、GOROや明星などの男性娯楽誌や芸能誌。どれも懐かしい作品やアイドルたち。
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昭和の生活を体現するコレクションも多数あった。子供たちの学校生活を再現する勉強道具やランドセルなどを置いた勉強机。スナックやバーを彷彿させるウィスキーや灰皿を置いたソファーの一式。ゲームセンターや遊戯施設に置いてあったゲーム機器。「世界の旅」「国盗合戦」「ぴよぴよかあさん」など、いまチャレンジしても面白そう。ゲーム参加用の「メダル貸機」など『あった、あった』と時代を懐かしむ機器。いずれも通電して作動を確かめたそうである。かつての家庭ゲームで面白かったのは「ブタミントン」。野村トーイから発売されていた、豚の形をしたラケットと合成樹脂でできた羽根でバトミントンのように遊ぶ玩具。いかにも家族で遊ぶと楽しそう。店頭のディスプレイもあり佐藤製薬のサトちゃん、アース製薬の「ゴキブリホイホイ」看板、指原莉乃の等身大ディスプレイなどが目を惹く。映像資料は「日本映画傑作全集」のVHSビデオが勢揃い。
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見応えのある昭和レトロコレクションで、自分のような出版業界人には「企画のネタ」宝庫である。原本や原画、ゲーム機などを眺めたり手に取れば、それだけでインスピレーションが湧くはずだ。まだまだバックヤードには、お宝品が多数眠っているそうだ。場所は東武伊勢崎線羽生駅から車で10分くらい。正午から午後5時くらいまで、ボランティアメンバーが駐在している。見学希望の方は、以下にご連絡下さい。
1️⃣施設名〜キヨチ博物館
2️⃣展示場所〜埼玉県羽生市藤井上組1061-1
・最寄駅は敢えて言えば東武伊勢崎線羽生駅から2.4km
(徒歩34分、車なら5分)
・駐車場🅿️は5台可能
🔳バス情報 行き2本と帰り2本のみ(2023年10月現在の情報)
①バス停 「藤井上組」、又は「香取神社」で下車
②井泉・村君ルート(ムジナもん号)
◆行きのバス「羽生駅東口」→「藤井上組」
・09:23-09:58
・15:27-16:02
◆帰りのバス「藤井上組」→「羽生駅東口」
・12:17-12:51
・18:21-18:55
③バス停の場所
https://www.city.hanyu.lg.jp/docs/2009060101779/file_contents/R50403rosennzu.pdf
④バス停時間表
https://www.city.hanyu.lg.jp/docs/2009060101779/file_contents/R50403jikokuhyou.pdf
3️⃣連絡先〜(メール) kiyochi@tuginani.com キヨチ館長
4️⃣展示日時〜(平日)10:00〜17:00
営業日は以下で確認
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5️⃣施設概要(次、ナニ集める?)
https://twitter.com/tuginani
https://www.tuginani.com/tuginani/キヨチ博物館/kiyochi_museum1list/
6️⃣入場料
・入場者の判断で寄付金制