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いつも中性脂肪が高い!その理由は?
中性脂肪は前日の食事の影響を受ける!!
中性脂肪が上がる原因は2つ
糖などから肝臓で合成されたもの
食事の脂肪から吸収されたもの
空腹時の中性脂肪を評価することで、日常的にどうのくらい中性脂肪が作られているのかを評価する必要があります。
その後、踏み込んだ検査として食後の中性脂肪を測っていきます。
食後の中性脂肪が高いときに心筋梗塞など、血管イベントが起こります。
そのため、食後の中性脂肪は心血管疾患死亡リスクの指標になります。
まとめると
空腹時の中性脂肪→日常の食生活、運動などを反映
食後の中性脂肪 →心血管疾患死亡リスクの指標
健康診断で診るのは空腹時の中性脂肪で
専門医が必要時に診るのが食後の中性脂肪になります。
健診前には高脂肪食とアルコールは摂らない
通常の食事での中性脂肪は通常9時間程で代謝されます。
しかし、飲酒をしていると、肝臓ではアルコールの分解を優先して
行うため、中性脂肪の代謝が遅れて、元に戻るのに12時間以上かかります。
①12時間以上の絶食が必要
②前日の夕ご飯に油の多いものは摂らない
③前日は飲酒しない
これを注意しましょう。
健診前の食事コントロールや運動はとてもいいことです。
ここから、健康に関心をもつことになり、日ごろから食事や運動に
気を付けるようになる方も多いです。
まずは、「いつも中性脂肪がたかいんだよね」と薬剤師に声をかけてください。ちょっとしたプチ情報があるかもしれません。
池 留里子
薬剤師
日本糖尿病指導療養士
やどりぎ薬局
東京都品川区戸越2-6-13
tel:03-6451-3044
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