HSPを知った後の私たちが、ここから出来ること。
月1回のオンラインHSPお話し交流会(HSP未来ラボ青森主催)を始めて、1年3ヵ月。(全16回)
この12月で、定期開催を終えることにしました。
共感系HSPゆずりやあやこ(愛称やこたん)
&HSPじゃない人みかみともこ(愛称もこっち)
この相反する見方ができるふたりのタッグが面白かった!
終わってしまうのが寂しい!と常連さんが集まってくださいました。
HSPさんの心に刺さった小骨が抜けるとき
最終日は、図工の時間に絵を描く場面のHSPあるあるで盛り上がりました。
「何を描こうか考えているうちに、みんなは描き上げて色を塗っているのに自分はまだ白紙。
描いては消し、描いては消し、をしている間に紙はぐちゃぐちゃ。
ついには、先生の『まだ完成していない子の絵をみんなで手伝ってあげよう!』という声に、同級生が空の色を塗ってしまって…(HSPさん一同、悲鳴)」
こうやって各々が体験してきたことを話して、
HSPではない方に「え~そんな感覚だったの?知らなかった!」と違いを盛白がってもらえる経験は貴重でした。
大人になっても心に刺さる小骨が、スッと抜けていったような爽快感があったのだと思います。
2025年、次のフェーズへ
1年以上かけて大切に育ててきた場所を閉じるのは、
私たちも名残惜しいです。
だけど、ふたりで2025年どうしていく?と話して、決めた方向性があります。
・全国各地のHSPさんと横のつながりをつくる
・大人のHSP同士が笑って泣いて、
ありのままでいられる場であり続ける
これはもう充分できた気がします。
次のフェーズを、もっと真剣に・夢中でやっていきます。
やこたんは、スクールカウンセラー先で出会う高校生、
不登校の子どもへの関わりに不安を覚える親御さんや先生との対話から、まだ自己理解や周りからの無理解にツライ思いをしている人がたくさんいると気が付きました。
県内でHSC・HSP理解を広めていくことに更に注力したい!
特に10代~20代の自己理解・他者理解を深めるお手伝いをしたい!と思いがあります。
共に活動してくるもこっちは、
HSPや発達凸凹に関わらず、お母さんが子育てを楽しいと思える
相談・応援をしていく人をもっとやっていきます。
彼女は青森の雪を解かすほど、熱い想いを秘めた人ですから。
「もう私たちは、HSPを知った後の私たちになっているんだと思う」
昨夜の参加者さんが教えてくれました。
「HSPを知る前は、どうしたら性格を変えられるんだろうと思っていた。
考えすぎてしまう自分を変えたかった。
些細なことが気になり過ぎる自分がいけないのだと思っていた。」と。
また別の方は、
「最近、HSP同士が集まる場づくりをしました。
そこにはHSPを知って間もない方ばかりで、
自分や子どもが周りと違っておかしいのではないかと思い悩んでいるようでした。
もう私たちは、HSPを知って随分経ちます。
自分はHSPを知った後の私たちになっているんだと思うです。」
そんな風に語ってくれました。
HSPがわかってくると、何が起こるのか。
それは、「多数派」に合せなければならないのだ、という思い込みが外れ、
「自分の感覚」を捻じ曲げようとする必要がなくなるということです。
※HSPは、5人に1人の高い敏感性と感受性をもつ人。
30人学級なら6人はいるとはいえ、HSP・HSCちゃんは「少数派」。
生きづらさの正体って、そこにあると思います。
ありのままの自分を受け容れて、
周りのためにも活かしていけると思えたときに、「生きやすさ」は育ちます。
HSPを知った後の私たちが、ここから出来ること。
それは、隣りにいる人が感じていることを
「あなたはそう感じているんだね」と受け止めることです。
求められたら、自分の体験をシェアすることもいいのかもしれません。
HSP交流お話し会で培われた「安心の土壌」から、
参加者さんの「生きやすさの芽」が育っていったように・・・
次の誰かの「生きやすさ」が育まれていくことを願っています。
HSP交流お話し会は不定期開催へと移行します。
またいつか、お会いしましょう^^
これからHSPを知りたい方へ
学校の先生に知ってほしいHSCの話
青森市校長研修講座の動画公開中↓
https://hsp-myito.localinfo.jp/posts/55997568
「私の場合はどうだろう?」が知りたい方は、
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●HSPの内側で起きていること
●HSPじゃない人との間で起こる 受け止めの違いやズレ
●不安が強い、心配ごとが多い
いつも何かに追われている
もっと穏やかな時間が欲しい・・・ そんなお悩みを解決するには?
●HSPの強みを知る
●HSP生きづらさの要因は○○にある
●アダルトチルドレンやADHDとの違い