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怒りのメカニズム

昨日は音楽の相方・れーなさんと
アサイーボウルをつつきながらこんなことを話してた。

怒りって本人の能力で解決できなくなったときに表出するんだってね。

アサイーボウルをつついた拍子に
テーブルに散らばるオートミールを指差して言う。

「散らばった、拾えばいい🥺」

普通この程度のことで怒ることはない。
「拾えば済む」解決策がわかっているからね。


でも少し賢い人ほどこう考えてしまう。
「次こぼさないようにするにはどうすべきか」

「こんなちっこい器でどないせえっちゅうねん!🥺」
解決策が見つからなくなって怒り出す人もいる。
松本人志とかバカリズムの怒り芸ってこんな感じだったと思う。

正論でいいなら解決策はいくらでもある。
大きな器に移すなり、なんなり。

けど、当人にとっては
「何でこっちがやらなアカンのや!🥺」
と、提供側の「無配慮・気のきかなさ」に注目がいく。

無配慮な相手を「配慮できるようにする」方法に
解決策を見つけられなくなって怒りが表出する。

そうなってくると怒りはとどまらず
「描かれてるマスコットのクマさえ腹立つわ🥺」となる。

僕はこういうお笑いが大好きです。


感情とか心理の話はれーなさんとよくする。
れーなさんは心理学部出身なので得意な話題だ。

いつも口数すくなく、感情も見えてこない。
安定していて、ピアノを切なげに弾いている女性。
れーなさんみたいな人の怒りってどう出ると思いますか?

怒りとは無縁のように見えますか?


他の人より怒りが多くあるんだと僕は思います。

自分の気持ちを喋ることが得意じゃない人は、
それだけで対人関係の解決策が減ります。

ちょっとした不満を伝えるのが難しく、
相手がエスカレートするのを許してしまい、
ついにこう言われてしまう。

「れーなちゃん、何で怒ってるの??🥺」

れーな「(カッチーーーン)🙂🌱」

でも怒りを伝える言葉を持たない。

解決策も見つからないので怒りは出てくる。

でもその怒りは行き先がないので、矛先が自分に向かってゆく🫠


僕の場合は「困った」「悲しい」という気持ちが怒りに変わることがあります。

最近で言うと「練習会」と打ちたいのに「連周回」と出てイラっとしました(笑)
「誰が使うねん。練習会より使う人多いんかその変換」ってね。

さっとユーザー辞書に「練習会」と登録しようとしても、単語打ち込み画面で「連周回」「連周回」と出て「があああああ(゚Д゚)」ってなりました。

感情ってみんな持ってるものだから、他人のを聞いてると面白い。
うまく理解して創作の中に入れられたら、きっと活き活きとしますよね。

昨日のアサイーボウル

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