野心的な目標設定をしてみようの話
年末ということもあり、前々からやりたかったnoteを始めることにしました。
某ベンチャー企業で、新卒から7年間働いていまして、営業で全社表彰された時、リーダーになりマネジメント経験で失敗した時、入社5年目で事業部長として事業作りを経験させてもらったが散々に失敗した時、事業創り失敗の反省を活かして今また再起しようとしている時、誇れるような経験ではないかもしれないですが、僕の経験が誰かの背中を押したり、選択肢を広げたり、自分で決める後押しになればと思い書こうと思います。
夏に甥っ子(3歳と5歳)が幼稚園の七夕イベントで『おなかいっぱいご飯がたべれますように』『お金もちになれますように』と短冊に書いたみたいなんですが
完全にお金がなくてご飯食べれていない家庭みたいに幼稚園で勘違いされているようです
さて、第1回目は目標設定について書きます。
最近、目標ってどうやって決めればいいですか??とか、まずは堅実に目の前のことクリアしてから大きな目標設定したいですとか
色々と個人の目標設定についてのお話を伺うことも多かったのでこのテーマにしてみました。
よく成功する目標設定はSMARTがポイントといわれておりますが、今回はSMARTで目標設定することは前提として、もう少し違う視点で僕の考えを書いていけたらと思います。
①目標設定をするための検討、分析、情報収集に時間をかけすぎない
どんな目標がいいのか妥当なラインを見極めるために情報収集、分析をされる方も多くいますが
その検討している長い期間は『目標が決まっていない期間』ということになります。
仕事は目標と現状の差分を埋めるために取り組んでいくものとなるので、目標が決まっていないということは何もアクションが行われていないということです。
特にベンチャーでは変化の激しい環境であるため、妥当なラインなど検討を続けてもどこかでその検討の意味がなくなるケースの方が多いです。
分かろうと努力することは大事ですが、考えても分からないものは分からないのでまずは目標設定をしてアクションに速く移すことに注力した方がいいと思ってます。
『このラインが妥当だ』ではなく『ここを目指したい』という意思をもって目標を決めることが大切です。
その上で目指す過程で早く挑戦して早く失敗して早く学んで早く軌道修正して早くその目標に到達できる方法を探すことに力を使いましょう。
②野心的な目標設定をする(70%は達成方法のイメージは湧くが、30%は達成イメージがつかない)
まずは100%達成を目指します、まずは1歩ずつ、堅実にとより現実的な目標設定をされる方も多いのではないでしょうか。
SMARTでいうAですね。勿論、無謀な目標設定はやる気も削がれますし過程での達成感もないので無謀な目標設定はおススメしません。
ただ、成長したいのであれば『堅実な目標設定』ではなく、『手が届くギリギリのライン』での目標設定が大切です。
後者が大切だと入社時からよく言われますが、
じゃあどれくらいが手の届くギリギリのラインなのかを理解しているかが大切です。
そのラインは『70%は達成方法のイメージは湧くが、30%は達成イメージがつかない』程度のラインです。
達成イメージがつかないこの30%の余白が成長に必要な『創意工夫』を生みます。
100%目標達成できそうなラインであればこの創意工夫は生まれません。
目標は達成を目指すものですが、達成することは目的ではないです。
目的はチームや個人の発揮する能力の最大化、その手段として30%程度は達成方法の想像がつかない野心的な目標を目指すということになります。
ここからは自分自身の反省も含んでおり僕もまだまだ出来ていないところなのですが
うちのメンバーは保守的で野心的な目標設定はしないだろうねと嘆いているリーダー、マネージャーもたまに見ますが
それはそのリーダー,マネージャーが創っている仕組みや制度が保守的にならざるを得ないものになってしまっているだけです。
目標の達成度のみだけで評価される仕組み・制度であればメンバーは堅実な目標設定をしがちになります。
そうではなく、掲げた目標を目指す過程での能力伸長なども合わせて評価していくことも合わせて大切になってきます。
だからと言って目標を達成しない日々が続き負け癖がついていいわけではないので悪しからず。
目標がないと言っている方はまずは仮置きでもしてみるといいと思います。
そして野心的な目標設定が難しければ『1年後の自分の大成功はどんな状態か??』から逆算してみるとイメージが湧きやすいかもしれません。
自分1人では設定が難しい際にはぜひ周囲のリーダー、マネージャー陣と相談しながら設定してみるのがいいですね。
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