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お正月特別ドラマ 「スロウトレイン」 感想
寂しさについて、
ひとりでいること、
誰かといること、生きること。
そんなテーマに触れてまた日常がいとおしくなった。
タイトル回収も二重に意味がかかっていて切なさと素敵さに染みた。
鎌倉に住む葉子(松たか子)、都子(多部未華子)、潮(松坂桃李)の姉弟は、交通事故で両親と祖母を一度に亡くした。月日は経ち、二十三回忌の法事の帰り道。都子が突然「韓国に行く!」と葉子と潮に告げる。この告白をきっかけに、三者三様の姉弟に、“人生”という旅路の分岐点が訪れる。
それまでの「3人での幸せ」から、「それぞれの幸せ」と向き合っていく葉子、都子、潮――。
そして物語は日本の鎌倉から韓国の釜山へ。
「ひとりでも平気なのは、孤独じゃないから」
「時々居ても立ってもいられなくなるの。明日死んじゃうかもしれないじゃん」
「今日好きでも、明日はわからない。それが怖い」
「韓国ではね、”死が二人を別つまで”ではなく、”黒い髪がネギの根のように白髪になるまで、長生きして老いるまで”って言うんだよ」
「渋谷家ではね、お正月にはちらし寿司を食べるの。なんにでも合うのよ」
→正確な引用ではなくて申し訳ないけれどこれらが印象に残った台詞たち。
誰かといるということにたいして感じる責任と、必要の無い責任感。
それは兄弟姉妹や親、恋人や友人など。
そんな色々を抱えながら私たちは生きていると実感した。
年齢と共に、一緒にいる人も選択肢も変わっていくけれど、そのときそのときの気持ちを伝えあっていけばきっと大丈夫。
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