ママンに送る詩㉘『母のち仏』
去年は死んでしまったことが信じられなかった
今は生きていたことが信じられない
あなたのような存在がこの世にいたことが…
あれから1年が経った
今でも僕の心の支えであることは変わらない
あなたはきっとあの世で仏様になったのだ
母のち仏
雨の日も、風の日も、雪の日も、
たとえ暑い夏の日が来ようとも
これからも優しく見守ってくれていることでしょう…
【あとがきのようななにか】
おかげさまでnoteを開始して1年が経ちました。
いつも読んでくださる皆さまに深く感謝申し上げます。
振り返ってみれば、1年前、母を亡くして初めての「母の日」が近づき、どうしようもできない悲しみをどうにかしようと書きはじめたわけですが、母の一周忌の法要を終えた途端、決して悲しくないわけではないのですが、途端に何を書いてよいかわからない、という状況に陥りました。
母のいない家族でなんとか1年をやり過ごすことができた安堵なのか、力が抜けた感じがしたのです。
今、母の写真を見ると、「なんで死んでしまったんだ」という悲しみよりも、「私を無条件で愛してくれた母という存在が確かにこの世に存在したんだ」と有り難みをより感じるようになりました。今後は母への感謝を書くことが増えるかもしれませんね。
と、まぁ、書かない理由をそれっぽく書いてみましたが、ただ怠慢なだけかもしれません。そんなボクでも、今日を生きながらえさせてもらえたことに感謝。
あなかしこ、あなかしこ…
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