ゆりちゃ

書道作品と写真作品を創っています。

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最近の記事

今日の夢

ゴールデンタイムに寝付けなく、朝日が昇ってもどうしても目が覚めない。薄い空の中で一度目覚めてしまうと、夢占いのサイトを調べて、もう一度眠る。よく夢を思い出せないこともあるけれど、開いたままのページをみると、そんなこともあったと記憶が蘇る。 今日の舞台は電車の中だ。短い夢だった。車窓からの景色はあまり見えなかった。少し開けた森か、海か、光がさしていたのかすらわからない。 空いている席は無く、等間隔に並んで立っている乗客のひとりが私だ。ドアと座席端とで構成される小さな角に、体を

    • 擦り減らして

      無我夢中になって、何かに没頭したい。そんなこと思うって、まだ全然、一生懸命じゃないんだと思う。死に物狂いで、生きろよ、生きてみろよ、

      • don't think

        忘れ物、身体動かない、詰まってる予定も放り出して、誰も自分を知らない土地に行きたい。でも、認められたいのは、自分が知っている尊敬してる誰かで、でも、大多数に認められることを目標にしていて、ただ愛されたくて、あの人に会いたくて、憧れや目標が無ければ、生きている意味はなくて、本当に居なくなりたいけど、消えたいけど、それを自尊心が繋ぎ止めている、本当は消えて無くなりたい、煙草の煙みたいに。自然は憎いほど美しくて、残酷なほど人間の心を知らない。誰かと見た皆既月食は、月じゃなくて僕を陰

        • 失ってしまった恋

          エンターが点滅する。 そんなに急かさないで。 ラップをした排気口から、気持ちを綴りたくは無いから。 時が来たら、息を吐くようにすらすらと、 華麗に言葉を並べたいと思ってた。 それができると思ってた。 でも、 喉の筋肉を震わせながら、 嗚咽を漏らしながら、 絞り出した汚い言葉の方が 何倍も、涙を誘う 知らなかったよ、

          言葉足らずは、治らない。独りよがりな文章は、先生にわからないと言われた。 芸術は、そんなもんじゃないのかい。 誰かの居場所と癒しになれば、いいだけ。 すべてを理解させる必要はあるのかい。 うまく書けないから、レンズで写すんだ。 涙ぐんだ女の子の眼みたいに、小さな艶々のレンズを、広すぎる世界に向けるんだ。 自信とプライドが、いつも綱引きしている。 解られて堪るか。自分のことすら解らないのに。 わたしは何時になれば、自分を認められるのだろう。