言葉足らずは、治らない。独りよがりな文章は、先生にわからないと言われた。

芸術は、そんなもんじゃないのかい。
誰かの居場所と癒しになれば、いいだけ。
すべてを理解させる必要はあるのかい。

うまく書けないから、レンズで写すんだ。
涙ぐんだ女の子の眼みたいに、小さな艶々のレンズを、広すぎる世界に向けるんだ。

自信とプライドが、いつも綱引きしている。
解られて堪るか。自分のことすら解らないのに。

わたしは何時になれば、自分を認められるのだろう。

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