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【読書】夜の床屋/沢村浩輔
慣れない山道に迷い、無人駅での一泊を余儀なくされた大学生の佐倉と高瀬。だが深夜、高瀬は駅前の理髪店に明かりがともっていることに気がつく。好奇心に駆られた高瀬が、佐倉の制止も聞かず店の扉を開けると……。第4回ミステリーズ!新人賞受賞作の「夜の床屋」をはじめ、奇妙な事件に予想外の結末が待ち受ける全7篇を収録。新鋭による不可思議でチャーミングな連作短編集。
図書館で
著者の名前が同僚に似ているなと思って手に取った1冊。
タイトルといい、表紙のエモい感じといい
「眠れない夜に読みたい一冊」的な感じかと思ったら
初めの2話が、結構本気の事件で驚きます。
なるほど、そういう感じね!
と思って読み進めると
3話目は小学生の頼みを聞く話で、どっちかと言えば日常の謎系。
4話〜6話は、ファンタジー系。
確かに後半は話がつながっているけれど
連作短編集というか主人公が同じなだけなんじゃ…
まぁ、いろんなパターンのミステリーが楽しめたけどね!
と思ってエピローグを読んでびっくり。
え?どゆこと?全部繋がってんの!?
なんならちょっと不気味な感じまで醸し出してるし!
真相ははっきりしない余韻というか、混乱というか。
のんびり読んで、読み終わってからドキドキする。
そんな本でした。