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夏、写真向きな季節なのでは?
日本には四季がある。春と秋が短くなってきて「ホントか?」と思う年もないことはないが、実際まだ四季はあると思って良いだろう。
さて、かつての私は
・桜や菜の花などメジャーな花が咲く春
・樹氷、霧氷、澄んだ星空などダイナミックな自然が見られる冬
・紅葉やススキ、月など季語的に使えるパーツが豊富な秋
と比べて
・トップライトのつまらない光の時間が長く、向日葵など季節の花はあるけど全体的に季節感が小粒で、何より暑くて虫が多くて不快なことが多い夏
という考えから、夏の撮影は少なかった。
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夏のイメージが良くなったきっかけは、昨年始めたTough鉄と、夏に敢行した2023年5月のバンコクと2024年2月のメルボルンの撮影。
・「暑い」という状況が観光地の人々に開放感を与えて楽しい気分にさせる(=撮影しやすい雰囲気になりやすくなる)
・日の長さを活かしてたくさん撮れる(=何度もやり直しできる)
・湿度の高さにより雲の表情が豊かになりやすい
など、夏にも良い面がたくさんあることに気づいた。
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今年の夏はちゃんと撮影していこう、ということで夏を生かした撮影を心がけているのだが、他にも
・真昼は出歩いている人が少ないので、セルフポートレートなど少し恥ずかしさのある撮影をやっていても人の目が気になりにくい(もはや気にならなくなってきたが……)
・夏服の方がデザインが豊富かつ麦わら帽子など明るい色のアイテムを使いやすいので、絵にしやすい
・背景の山の色が明るすぎず暗すぎないので、ほどよく主張する
・良い具合に空気が揺らいで幻想感のある写真を撮りやすい
といったメリットがあることにも気づいた。
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やや涼しかった春から一転、一気に夏が始まった7月。これから夏本番に向け、カメラライフとしても「アツい」夏にしていきたい。