5-16 マネジメントの成果物としてのリズム

ソフトウェアと経営マガジン第73回です。ちょっとしたテクニックのようなものですが、追われないマネージャや経営を目指すためにリズムを作るということを意識しています。直近でもLayerXの中でこのリズムづくりを目指していますがその背景について書いてみようと思います。

記事に対する疑問や感想、意見などXでのポストや記事へのコメントをいただければ、今後のコンテンツの改善に役立てさせていただきます、よろしくおねがいします。

また、次回以降、マネジメント編を一旦終え、直近の技術潮流や組織改革のプロセスについて個人的知見をまとめていこうと考えております。もしほかに取り上げて欲しい題材などあればX等でご連絡ください。

日々追われるマネージャ

多くの組織で、マネジメント層は日々の業務に追われている。具体的には、緊急性の高いプロジェクトや突発的な問題解決に時間を取られ、計画的なマネジメント業務が後回しにされがちだ。特にプレイングマネージャーなど業務を持っているケースでこの状況は発生しやすく、またそうでなくとも特にスタートアップであれば日々の業務では様々なトラブルの連続であり、時間に追われていることが常だろう。