なんちゃって栄養士の心境。後悔との付き合い方
してもしょうがないんだけど、これまでの人生で後悔というか、時々思う過去がいくつかあります。そのひとつがこれ。
私は昔、日本の短大で栄養士の資格を取りました。卒業後、2年働いて管理栄養士の試験を受けようと考えていました。
だけど、結局日本でその資格を活かして働くことのないまま今に至っていることです。
自分だけのことを考えるとこれでよかったと思ってる
でも、親に対して申し訳なかった。親と話すと、全然まったく気にしてないよと笑ってくれるけど。あと、大それたことのようでもあるけど、日本の社会に対して申し訳ない、育ててもらったのに、日本で仕事としてのお返しはしていないことも。そんなのどーでもいいと友達に笑われても。今では場所を選ばずフリーランスで活躍される栄養士さんも多くいらっしゃるようなのですが、私はそこを目指すこともしなかったので、情熱が足りなかったこともあるでしょう。
また、そのことは私自身の身にも降りかかっていて、日本での仕事経験が少なく、しかもその就いた仕事も勉強したことと関係のないことだと、経験上イタリアでもルクセンブルクでも職に就くことは簡単ではなく、選べる状況ではありませんでした。言葉が多少できても。それよりも日本での教育と就労経験の方が必要とされます。
もしも日本で栄養士として働いていたら、今、ここでこんな家族を築き元気に暮らしている現実はなかったと思うとそれも怖い。あー超無意味なことを考えてるな。もしも~たら………。
だけど、気持ちというのは論理では説明できなくて、白黒はっきりしない時もある。そして川の水のように日常と共に流れて、またふとした時にやってくる。
次にまたマイナスの波が押し寄せた時のために、前に進むために自分を納得させた考えを書き留めておこうと思います。
親に対して
申し訳なくも思うんだけど、両親がなんとも思っていないのは本当だと思う。(全ての親がそういう考えではないと思うけど私の両親はという意味で)だって、自分が親になって思うもん。我が子が元気で楽しくやっていれば詳細は結構どうでもよい。逆に後悔しながら生きているのを見るのは辛い。
日本社会に対して
これは大方、「世界は繋がっている」で自分を納得させることができると思う。今いるところで、できること、必要とされることで役に立てばいい、まわりまわって、日本とも繋がっている。今、スーパーで寿司を作っていることも、繋がってるともいえる。
スティーブ・ジョブスの「点と点をつなげる」 =Connecting the dotsを思い出そう
人生の中で自分の「点」を増やしていく過程の一つだった。
そうは言っても栄養士になる勉強をしてよかったと思うこと
日常生活で役に立っています♪
献立を考える時に栄養バランスを自然に考えられる
冷蔵庫の中にあるものだけで美味しいものを作るのが快感
流行のダイエットに飛びつかない
子ども達に栄養の知識を教えてあげられる
書くことで気持ちの整理できるのはいいですね。
ではまた!