体力指標の一つ「VO2 Max」
先日、遅まきながら(?)スマートウォッチを購入しました。
スマートウォッチとスマホを連携し、スマホの専用アプリで歩数や心拍数などを確認することができますが、表示される項目の一つに「VO2 Max」という項目がありました。
VO2 Maxとはいったいどういう指標なのか、ネットで調べてみました。
VO2 Maxとは
VO2 Maxとは最大酸素摂取量のことで、人間が体重1kg当たり1分間に酸素を取り込むことのできる最大量を示します。(単位:mL/kg/min)
つまり、VO2 Maxの値が大きいほど体内に多くの酸素を取り込むことができるということです。
VO2 Maxの重要性
さらに調べてみると、VO2 Maxは「持久力」の指標となるもので、特にマラソン等持久力競技に関わってきます。
前述のとおり、VO2 Maxの値が大きいほど体内に多くの酸素を取り込める能力が高くなり、その結果、持久力のパフォーマンスが向上するとのことです。
VO2 Maxは年代別に基準値がある
厚生労働省が2006年に発表した「健康づくりのための運動基準2006~身体活動・運動・体力~ 報告書」によると、VO2 Maxは年代別に基準値が設定されています。
例えば、40代男性のVO2 Maxの基準値は37、40代女性では31と設定されており、年代が若くなるほど基準値は高くなります。
生活習慣病予防のために設定された基準値なので、基準値を下回っていた場合は、その基準値を目指すよう努める必要があります。
ちなみに、本日の私のVO2 Maxは下記のとおりです(スマホのスクリーンショットより)。
VO2 Maxを上げるためには
VO2 Maxを上げるためには持久力を高めるための運動(ジョギング等)が必要であり、前述の基準値よりもさらに上げたい場合はインターバル走や坂道ダッシュなど、強度の高いトレーニングが必要となってきます。
健康維持のため、歩数を意識する(関連記事参照)ことも大事ですが、VO2 Maxの値も意識するも大事である、ということをスマートウォッチが教えてくれました。
<参照サイト>
「健康づくりのための運動基準2006~身体活動・運動・体力~ 報告書」(厚生労働省)