見出し画像

ストレスから離れたいのは人間の〇〇本能所以

仕事を辞めたいなぁ、なんて思う今日この頃。

自分の力で生きていくため、「働かない選択肢」を選ぶ勇気は私にはないのですが、でも辞めたいなと思わずにはいられません。

「ストレスなんて皆感じているし、そんなことで…」と人から言われている自分を想像したりして、グルグルもやもやしています。

そんなわけで、自分なりに「ストレスのせいで仕事を辞めたい、働きたくないと思っている自分」を内省してみることにしました。


1.辞めたいと感じるストレス原因は他人から感じる不快な感情

一般のお客さんと、業者と両方を相手にする職場で私は働いているのですが、まぁ皆さん好き勝手自分の主張をなさる。
いや、主張するのは構わないのだけれど、自分の言い分が通らなかったときや納得できなかったときに激昂する人たちにやっぱり困っちゃうんです。その人の怒りの感情があらゆるところから伝わってくるんです。

仕事量が多すぎて終わらないというストレスはまぁ仕方ないのかなと思うのですが、他人の感情をぶつけられるのは本当に辛い。ストレス以外の何物でもない。

もちろんこちら側に非があった場合には謹んでお受けしますが、自分だけ特別扱いしろという主張はお受けできません。


2.ストレスから逃げると周りの人から責められるかも、という認知の歪み

「ストレスのかからない仕事なんてない、みんな耐えている」という認識をもっているのは、自分の周りにいる大人がそのとおりだったからです。

「子供のために」と大変な仕事をしていた両親。
ストレス過多で両親は常にストレスフル。家庭内は殺伐としていたけれど、確かにお金は稼いできてくれて、お金の面では何不自由なく生活させてくれました。

社会人になってから出会った大人たち。
働くことはお金を稼ぐことです。そのお金を稼ぐために、嫌々働いていたり、自分が望まない昇格をし愚痴をこぼしながら働いていたりする大人たちが私の周りにはたくさんいます。

こうして「私の周りの大人たちは、みんなストレスに耐えながら働いてお金を稼いでいる。それが当然なんだ。」という認識が出来上がりました。

3.「ストレスのかからない仕事では成長ができない」

という考え方が世の中にはあります。

ここにいうストレスって、自分の取り組んだ仕事が成果を出したとかそういう分野の良いストレスのことなんですけど、誤って「悪いストレス」を含めて考えちゃってたんです。

つまり、「良いストレスも、悪いストレスも、それらがかからない仕事では成長できない」と認識していたんです。


4.結局、私は働きたくないのか?楽な仕事がしたいのか?

改めて、私は一切働きたくないのかと考えてみると、そういうわけではないなと。良いストレス、つまり達成感を感じられる仕事であれば働きたいと思うのです。

例えば「貴方に5億差し上げます」と言われたします。

おそらく私は今の仕事を辞めるでしょうけど、何かしら働いていると思うのです。動物保護の法人を立ち上げるかもしれないし、こまごまとした請負系の仕事を始めるかもしれない。

家で好きなものだけに囲まれた生活を想像してみたのですが、「これ、半年すれば飽きるんじゃないか?」と思ったのです。

だから私はお金があっても働くことは辞めないなと。



結局のところ、自分の成長につながるようなストレスは良いけれど、単純に心を乱して害にしかならないストレスはやっぱり要らないだけなのです。

身体の毒にしかならないストレスから離れたいのは人間の一種の防衛本能

辞めたいと思うことが悪でも正義でもない、ただ「ああそうなんだな」と受け入れて、そこからどう動くかだよなぁ。

 


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?