「焦燥感」
今のところ世界で一番好きな珈琲屋さんがちょうど3周年を迎えたようである。
おめでたい。変わらない味と環境を提供してくれて本当に感謝の気持ちしかないのが実情である。
出会ってはや9ヶ月ぐらいになるであろうか、過ぎる月日の早さに焦燥感を感じている。
それ以外にも世の大人が時間が過ぎるのが早いと言っていた理由がだんだんわかってきた。1日1日の仕事や締め切りなど、時間に追われるからだ。普通の学生だった時代にこれほど過ぎるスピードが早かったかといわれると、全然そうではない。時間をかけてゆっくりと沸騰するお湯のように、時の流れが遅いように感じた。
多分こんな感じで行くと30歳まであっという間に辿り着くんだろうなと勝手に思っている。もちろん明日死ぬかもしれないし、そういった保証や確証はないのだけれど。
だからこそ時代の変わり目だと感じているこの現世に、生きる意味も含めてどう生きていくかを模索している。
そもそもこの世に生を受けたことでさえ、意味があるのかと言われたら、多分ないのだろうと思う。その意味を自分で見つけ出していくことに意味があるのだと感じたりしている。
生き急いだ時代、生き急がなかった時代、どちらも共にある。どっちが良くてどっちが悪いみたいな二元論的な話では決してないのだけれど、波打つように緩急つけながら進んでいくことが多分いいんだろうなと勝手に思ったりしている。さあ明日も頑張ろう。
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