就労継続支援A型事業所はこんな場所でした
障害者手帳なしで入所可能
長らくフリーランスや自営業をしてきたのですが、昨年11月からA型事業所に勤めていました。過去形なのは現在は退職しているからです。
就労継続支援A型事業所は「障害者手帳なし」でも利用することが可能な事業所もあります。その場合は医師からの診断書や定期的に病院に通っているという通院証明が必要になってきます。
相談支援事業所を通す必要がる
就労継続支援A型事業所は市町村の福祉サービスに該当します。
福祉サービスを利用するには、「受給者証」の発行が必要になります。
受給者証がないとA型事業所は利用できません。
この発行手続きをお任せするのが、「相談支援事業所」です。
僕の場合はハローワーク経由でしたから、まずA型事業所に見学に行ってから家の近くの相談支援事業所を探して連絡するという形でした。
相談支援事業所の担当者と面談して、受給者証の発行をお願いします。
受給者証が発行される間にA型事業所に面接に行きました。
休憩を挟んで単調な作業が続く
A型事業所に面接に行くと、その場で出勤日が決まると思います。
仕事内容は一般就労と違い、簡単な作業内容が多いです。ただ、僕が利用したA型事業所の作業は細かい部品を取り扱っていました。
手先の器用さが求められる仕事です。部品の組み立てなどが主な業務でした。疲れることはないのですが、飽きてしまい時間を長く感じます。
仕事の面白味には欠ける気がします。淡々とこなしているだけです。
午前中に15分とお昼に45分休憩時間がありました。
実働時間は4時間15分+1時間の休憩です。拘束時間は5時間ほどになります。午前中のほうが長いため、お昼ご飯を食べるとすぐ終わります。
昼食は持参する人よりも、お弁当を頼む人のほうが多かったです。
仕出し弁当屋と契約しているらしく、お弁当も補助金が出る対象で一食70円でした。僕は小食なので注文せずに、おにぎり一つを持参しました。
事業所内の人間関係など
事業所の中には所長と支援員が何名かいます。
様々な悩み事や困り事を聞いてくれ、障害に応じた配慮をしてもらえます。
やはり、最も多いケースが利用者間の人間関係トラブルです。
どこでもそうなのですが、必ず集団の中にはキーマンが存在します。
いわゆる、中心的な人物です。A型事業所なら長老的存在ですね。
そういった人物とは早めに仲良くしておいたほうが無難です。
A型事業所も雇用契約を結んだ会社勤めですから、絶対に人間関係の良し悪しがあります。合わない人はすぐに辞めて行きます。
よく支援員に相談を持ち掛けるような人物には少し注意が必要だと思います。何かとすぐ相談するという性質は、「文句が多い人」ということです。
環境に適応するのは大切ですが、置かれた環境に甘えてしまう人もいるようです。短時間労働で配慮がある場所ですから。
就労継続支援A型事業所は
◆障害者手帳がなくても利用することができる
◆単調な作業が続くため、労働時間を長く感じやすい。
◆配慮があって、通院や急な休みの融通が利く。
◆利用者が多いほど人間関係も複雑になる傾向。
いろいろ書いてみましたが、僕が利用したA型事業所は働きやすい良いところでした。事情があって一旦退所しましたが、機会があれば再び利用したいと考えております|*´ー`*)ノ|Ю