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カラオケに行かなくなった話
最近、カラオケに行きたくならないなーと思った。
このご時世ということは、一旦置いておいて。
私はカラオケが好きだ。歌うことも嫌いじゃないし、基本的に気の合う人としかカラオケに行かないので、内輪でワイワイするのも楽しい。
でも最近そう思わないなーと思って何でだろうと思った。
そもそも私がカラオケに行きたいと思うのはどんなときだったけ、と思い返してみると「むしゃくしゃした時」だった。
大学でレポートやテストからようやく解放された時だったり、仕事がいっぱいいっぱいでもう嫌だー!!!ってなっていた時だったり。
就活をしていた頃は、さらに酷くてヒトカラも含めて週1くらいは行ってた気がする。
カラオケや、歌うことが好きなんだと思っていた。
もちろんその要因もあるけど、でも今思い返してみると「ただ大声を出してストレス発散したかったのかな」と思った。ひっそりと日常生活を送る私は、当然普段から大声を出すことはない。どちらかというとボソボソ話す。だから合法的(?)に大声を出すことが許されるカラオケで、自分のリミッターを解除してあげていたのかもしれない。
だから、今の私がカラオケに行きたいと思わなくなったのはストレスがなくなったからなのかなと思った。
私にとって、今のハッピー休職ライフはほぼノンストレスだ。あらゆる刺激やストレスから遮断されて、大変心地よい。快適すぎて社会復帰したくないほどに。おかげさまで、色々やりたいこともムクムクと湧いてきた。
程々のストレスは大事だというけれど、やっぱり過度なストレスは毒なんだなーと身をもって感じた。ストレス源とそのストレスを発散することに頭がいっぱいになってしまって、本当にやりたいこと、自分の好きなことを見失ってしまう気がする。我々のように刺激に弱い民はなおさら。多分これは、防衛本能的な何かなのだと思う。「このままストレスを増やしたらダメだ〜発散してくれ〜〜」的な。
だから、嫌なものからは少しづつ距離を取って、自分の中から湧いてくるものに耳を傾けて、自分の世界を作り上げることが生きやすさに繋がってくるのかなーと思った。
梨女(@xxnashimexx)
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