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食べて寝てるだけでも充分えらい
華麗なるニート生活を謳歌して思うことは、「自分で食べるものを作って、身の回りの細かい家事をしているだけでも充実した日々が送れる」という事だ。
きちんと働いている方たちに比べれば、圧倒的に暇ではあるのだが、それでも退屈で死んでしまうほど暇ということはなく、のんびり読書をしたり、いつもよりは丁寧にご飯の支度をしてみたり、後回しにしていた家事をこなしてみたり、眠かったら昼寝をしてみたり。
そうやって、赤ちゃんのように、自分の気分の赴くままに過ごしているだけでも、気づいたら夕方になっていたりするし、一日があっという間に終わっていたりする。
前はここに仕事が詰め込まれてたのか、と思うととても不思議な感じがするというか、「よくやってたな」とつくづく思う。働いている人は本当に偉いですよ。
怠惰な毎日だと言われればそれまでだが、個人的には「自分の力でちゃんと生きている」という実感は今の方があったりする。
そんな社会的に(?)底辺な暮らしをしていて得た教訓は、「人間、自分で食べて寝るだけで充分偉い」というなんとも意識の低いものだ。
でも、三大欲求の2/3はこれで満たされるわけなのだから、充分では?とも思う。
仕事をすることも勿論大事だが、それはあくまで生活を豊かにするための「手段」であって、人生の「目的」ではないのだなということを強く感じる。
とはいえ、全く働かずにこの生活を維持していく事も難しいので、なるべく心地よいままで暮らしていける方法を模索してみているのだが、簡単にはいかないのも事実だ。
やっぱりベーシックインカム導入されないかなあ。
生活費だけでもそれで賄えたら、あとは遊びたい分だけバイトすればいいのに、ととても無責任なことを思ったりもする。
まあ、のんびりやっていこう。
梨女(@xxnashimexx)
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