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魂の叫び

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パニック障害、鬱病を発症。 薬無しでは、眠れぬ日々を過ごし。 影(幻覚)と対話(幻聴)する。 溜まりゆく毒を吐くように魂が叫ぶ。
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2020年8月の記事一覧

希理恵という女

希理恵という女

女であって

女と言えない

本能あるかぎり

女として

男の肉欲

満たせない体

あたしが弱者で

あっちゃいけない

晒してならぬ姿

強く呪縛のように 

絡みつく

気高く孤高で強くあらんと

体現者 

Kirieluli 

Xronoa 

Ende

その中身は

あたし自身

奥底に封印し葬り去った 

表に出しては 

いけない

価値無き者 

何の特にもならないと

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陰獣

陰獣

恋し

愛する

現実味無く

時の流れる間

恋愛と浮かれ

愛したと錯覚

愛されたと錯覚

全ては

夢の途中

幻でしか無く

恋愛

知らず 感じず

常に付き纏(もと)う不安

幸せになっていけ無い

常に付き纏(まと)う呪縛(じゅばく)

恋愛はっきりわからず

それでも求め

求めのままに

溺(おぼ)れ 沈(しず)み  貪(むさぼ)る

飢えて恥知らずな

人で無しになり下が

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孤独と対価

孤独と対価

何故

人と上手(うま)く交(まじ)われないのか

入り込むと痛く苦しい

あたしは 

人と一定の距離を保って

生きる運命(さだめ)なのか

深く入ると痛みを伴(ともな)うのは 

仕方ないのか

深く絡(から)みつくように

付き合うと傷つくのは 

当然なんだろうか

嫌だ こんなの嫌だ

我が儘(まま)なんだろうか 

引き裂かれるような 

潰されるような感覚

親愛なる者

求める

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抱かれて溶けたい

抱かれて溶けたい

何時も

シャワー浴びるだけ

でも

たまに湯を溜めて

潜る 沈む 好き

手狭な お風呂

鼻をつまみ体を沈め 

底に張り付くように 

静寂(せいじゃく)に包まれ

お湯に包(つつ)まれ

そのまま

お湯に同化したい

そんな

気分に浸(ひた)りながら

最後は

本当に このまま

溶けてしまいたい

そんな

気持ちと裏腹に

息が続かず

苦しくて顔を出す

苦しさの先

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否定しないで

否定しないで

あたしは 

否定される

社会 世の中 世情

常識ある者が否定する

そんなに

あたしが間違ってる

好きな恰好して

好きな髪色して

多くの者がしない

唯それだけで全否定する

普通と言われる大多数の者

非常識だと常識人が責める

何が駄目なの

わからず

納得できず

誰に迷惑かけるで無く

真面目に求め以上に働いて

唯 願うは

好きな

あたしでいたい

その望みは 

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何も無い

何も無い

砕(くだ)けた心

錆(さ)びた体

過去 

己(おの)が心体(しんたい)

金剛石如(こんごうせきごと)き心

鋼の刃如(はがねのやいばごと)き体

魂の叫び応え熱情に溢(あふ)る

だがしかし

鬼と化し

魂毒(たましいどく)され

金剛石

一点から脆(もろ)く

粉々に砕(くだ)けるように

鋼の刃 

浸食され錆(さ)び

粉々に砕(くだ)けるように

己(おの)が魂

器(うつわ)

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魂を踏み潰す

魂を踏み潰す

あたしの魂

踏み潰して

通り過ぎた者

踏み潰したなんて

気付きもせず

纏(まと)わりつく者

どちらも 

怨み 無く

未練  無く 



通り過ぎて

逝(ゆ)けばいい

叶うなら

踏み潰された 

魂を癒すように

あたしを優しく包み込み

支えてくれる者に

出会いたいと

夢見ていた

望むべくも無いと

知りながら

叶(かな)わぬと

わかっていながら

幻想だけしか

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無限と幻想の狭間

無限と幻想の狭間

心が痛い

体が痛い

口に出して叫んでも

癒されるで無く

魂が磨り減る 

治る

なんぞ想像出来ず

心(こころ)体(からだ)魂(たましい)

まとめて

放り込まれる暗き闇の中

堕(お)ちる堕(お)ちる

どこまでも

底など見えない空間

無限と幻想の狭間(はざま)で

やがて解(と)けて

無になりたい

歳取るのて素敵な事ですか

歳取るのて素敵な事ですか

劣化(れっか)

万物(ばんぶつ)避けられぬ理(ことわり)

立ち止り流れる時間のままに

そうした

そして体の劣化(れっか)は

止まらない

それも理(ことわり)

老いて逝(ゆ)くだけ

あたしは

劣化(れっか)が

老いが

とても嫌

不死などなりたく無いが

不老になりたい 

ふと気づくと

随分(ずいぶん)と劣化(れっか)し老いた

平均的な寿命で言えば

半分過ぎた

これを

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世情

世情

社会なりし世の住人は

あたしを好奇の目で見る

あたしは 

従順(じゅうじゅん)で無い

それでも世の住人の求めに応える

唯 

あたしは

あたしで

あり続けたいと望んだ

それだけ

世の住人は 

その望みを受け入れようとしなかった

あたしは

理解出来ず 

結果 

反抗的な 

異端者の烙印

押され

それでも 

あたしは 

世の住人の理解を得る為 

求める利益を必

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不安の鉄塊

不安の鉄塊

先々

物事の結果

これから 

何が

起こるなんて

わからない

当然

理解してる

なのに

不安

頭で

わかっている 

なるようにしか

ならない

なのに 

何故

どうして

胸 締め付けられ

胃を鷲掴(わしづか)みに 

捻(ひね)り上げるような

感覚

酒を呑んでも

紛(まぎ)れ無い

己(おのれ)が 

楽しいと

何が

それすら

わからず

魂が

呪縛

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慟哭

慟哭

心体(しんたい)が

押し潰されそうで

心体(しんたい)が

意のままにならず

心体(しんたい)が

鈍く判然としない

心体(しんたい)が

重き枷(かせ)で拘束された様

怠(だる)く微睡(まどろ)み続き

呼吸も ままならず

胸の圧迫感が付き纏(まと)う

抗えど苦しく

叫べど苦しく

辛苦(しんく)に歪み叫び続けども  

弱く細く誰にも届かず

魂の慟哭(どうこく)

心体(しん

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喜怒哀楽

喜怒哀楽

生きるとは

己(おのれ)にとって戦いである

法と秩序(ちつじょ)ある世で

歳を重ねると

高き理性を求められ 

闘争(とうそう)痛み

死に近き緊張感

命を

爆炎(ばくえん)の如(ごと)く

燃やさなければ

生への渇望(かつぼう)を

満たせぬ者は

労働という檻(おり)の中で 

抗い続け  力尽き  膝を折り

前のめりに倒れ

手を付いて

己(おの)が心体(しんたい)を

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友達

友達

友達が欲しい

酒呑んで

会話して

遊んで

慰(なぐさ)めて

抱きしめて

なんでも世話してくれる

なんでも我儘聞(わがままき)いてくれる

全て

あたしの思うがまま

あたしが気が向いた時

あたしが気が向いた時だけ

あたしの都合で相手する

そんな存在

それは

それって友達

なぁんだ

あたしが欲しいの

友達じゃないや