世界観をVRで楽しむ『ダークソード』:XR映画ガイド第18回
今回は、2021年にCom2uSが設立したVRゲーム専門開発会社 Com2uS ROKAの第1作『ダークソード』を紹介します。このゲームはMeta Quest 2があればプレイでき、日本語にもローカライズされているので初心者でも遊びやすいゲームです。
『ダークソード』はダークファンタジーの世界観をベースにしたアクションRPGで、プレイヤーは剣・盾・弓などの武器を使い、モンスターを倒して物語を進めます。武器はモンスターを倒した後に得ることができる素材で強化したり、新しく強い武器を購入したりすることで強くなっていきます。ステージは3つあり、クリアすると次のステージに進むことができます。ストーリーはありますが複雑なものではなく、VRでどっぷりと世界観を楽しむゲームと言えるでしょう。
見所:世界観を楽しむには、どれだけその世界の中にいる人物として振る舞えるか
ゲーム側は重厚なモンスターや舞台など没入できる用意をしてくれているので、後はどれだけその世界の中にいる人物として振る舞えるかが没入する鍵になってくるのかもしれません。剣も乱雑に振り回すのではなく、モンスターに対峙した格好良い剣士として剣を構えればより没入できるのでしょう。その辺はゲーム側で補えるといいのかもしれません。初期は剣が弱く、モンスターに対して何度も斬りかからなくてはいけませんでしたが、武器が強くなると一度で倒せることに爽快感がありました。弓は僕には難しく、剣を振り回しつつ盾でガードする感じでした。
また、剣を振り回してモンスターと対峙していると夢中になって歩き回り始めます。部屋がある程度広いといいなと感じました。将来、この手のゲームをする何もない部屋を作る人が出てくるかもしれません。
作品データ
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