「身近な問題とマインドフルネス」Inner MBA 体験記 #20
流行りに脊髄反射で乗ってしまいclubhouseで遊んでいたら金曜も深夜になってしまった...。さて、今週の講義は Q&A セッション。気になった質問と回答をここに記録しておきたい。
Jeremy Hunter "マインドフルネスを行動に変える"
私のお気に入り講師 Jeremy からマインドフルネスと日常生活で起きる問題の関わりについてのQ&A。
Q: 私はスリルが大好き!でも常に興奮してるのはマインドフルネス的には危険ですよね。いつポーズ(休憩)を取ったらいいのか?
A: 自分の状態について解像度が高ければそのままでいい。自分が何を言っていて何を感じてるのかが明晰にわかる状態。それがないと、メンタル的にはレッドゾーンにあるということ。そしていつか「曲がりきれないコーナー」に来る。
Q: チームリーダーとしてメンバーをレッドゾーンから脱出させるには?
A: 今どういう状態かを本人に認識(Self-Awarenss)させること、そのための質問をしてあげる。リーダーは他人のマインドレスネスに対して敏感になり、その人のためのスペースを作ってあげるのが重要。
Q: Jeremy は「自己への振り返りや将来について考える時間を一週間の中で意図的に取ろう」と講義で言った。そんな Jeremy 自身のカレンダーはどうなってる?
A: 色々なルーティンを持っている。まず、水曜は丸一日ブロックして、電話やミーティングが入らないようにしてる。こうすると、まずは火曜まで頑張れば良くて、その次は金曜まで頑張ればいい(笑)。そして週に3回は運動をするし、朝に冷水シャワーを浴びて自律神経を活性化させる。これは全て自分のキャパを上げるため。
また、休息が重要。最近、日本人のオリンピック選手にインタビューして2020年どうだったかを聞いた。驚いたことに、その間に記録は伸びて、パフォーマンスが改善されているという。他の選手にも同じことが起きていた。なぜなら、2020年にたくさんの休息が取れたから。
Q: ダイバーシティやインクルージョンについて不公平を感じる時にどうしたらいいか?
A: 不公平を感じたその時、身体で何を感じる?何を体験してる?おそらくそこに感情のねじれが発生している。そのねじれを解いていくにはまず身体に注意を向け、不快感を認識してあげて、解放する。何を感じるかというのは実はあなたの選択なのだから。
Q: 最近採用した若い女性が「もっとやりがいのある仕事をしたい、与えられた仕事はしたくないんです!」とゴネる。彼女の才能は認めているものの、手を焼いています。
A: 僕も同じようなインターン生と仕事したことがあり、彼は大量の印刷を手伝うだけの仕事をやりたくない!と言ってた。私は困って Facebook で友達に相談したくらい。そういう人には、プロとしての関係構築とは何か?と教えてあげるといい。若い人はただの人間関係の構築と混同するかもしれないが、それは違う。プロ、そしてリーダーとは責任のために厳しい仕事に取り組むこと。「人生のカメラを俯瞰モードにして見よう、そこには自分のやりたくないことだって含まれてる」
以上、今回は日本の社会人生活にもよく出てきそうなシチュエーションに関連した率直な Q & A が多く、これまでの学びをイメージしやすいセッションだった。
次回、Inner MBA 体験記 #21 に続く!
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