ダメ人間とメンタルヘルス 「3つのA」編
こんにちは
以前、鬼ごっこで幼稚園児相手に本気を出して泣かせた事のあるダメ人間です。
今回は「メンタルヘルス」についてつらつら書いていこうと思います。
近年、あらゆる分野でその必要性が叫ばれているメンタルヘルスですが、「体調に気をつけよう」と言いながら、むしろ潰しにかかってくる会社も未だに多いのではないでしょうか。
私のいる福祉業界なんかは、ただでさえストレスを感じる事が多く、支援とその他諸々の業務や人間関係などが原因で休職する人も増えています。
そうすると残されたスタッフで、休んでいるスタッフの分の業務を回さないといけないのでストレスが重なり1人また1人と消えていくという悪循環が生まれてしまう可能性も否定できません。
こうなってくると職場の雰囲気も最悪ですし、休んでいるスタッフにも罪悪感が生まれ、より深みにはまっていってしまう事も考えられます。
そんな状況でまともな支援なんぞ出来るわけもないでしょう……。
ダメ人間も新人の頃、夜勤中に支援のストレスと溜まった事務作業のストレスが暴発して利用者を殴りかけるという恐るべき経験を基に(今考えると、自称ライターのダメ人間容疑者になっていた可能性もあるのでゾッとします。)
メンタルヘルスの重要性を数年前から説いていますが、なかなか改善されず今日に至っています。
そうならない為に何が必要か?
それは本人や周りが如何に異変に気付くかです。
今回はその「気付き」のきっかけとなる「3つのA」について書いていこうと思います。
その1 アルコール(Alcohol)
文字通りお酒も含まれますが、その他にたばこ、間食、ゲームなど気分転換やストレス解消に使っている趣味嗜好の事を指します。
不調のサインとしては通常より量、時間が増え依存傾向が強くなったり、寝不足など生活リズムに乱れが出ます。
ダメ人間も過去に経験がありますが、休みの日はほぼパワプロしながら食ってました。
しかもコーラを飲みながらカップ麺やスナック菓子という地獄のラインナップです。
スナック菓子なんて昼と夜で2~3袋食べていたかもしれません。
30代中盤までやっていたので毎年の健康診断が恐怖で仕方ないので、そうならない為に若いうちから気を付けましょう。
ちなみに今は1人カラオケで人前で唄えない曲を唄うのが何よりのストレス発散です。
その2 アブセント(Absent)
アルコールの次の段階です。
生活リズムの乱れから欠勤、遅刻、早退として不調行動が表面化し、不調のサインとしては会話の中で「疲れた」、「だるい」という言葉が増えます。
また胃腸に影響が出る為、トイレの回数が増えたり、服装や髪形など身だしなみがだらしなくなるのも特徴です。
私程のダメ人間になると、普段から「疲れた」や「だるい」は息を吐くように発しているのでわからないかもしれません
しかし身だしなみに関しては以前、某大手レンタルビデオ店で働いていた際に貸し出し前の盤面確認時、DVDの裏側を鏡代わりに前髪を直すなど若干ナルシストな所があるので、前髪が乱れていたら心配してほしいです。
その3 アクシデント(Accident)
ついに最終段階です。
出来ればこうなる前に自分でも誰でもいいので何かが違うと気付いてください。
目に見える行動としては時間を間違える、誤字脱字、言った事や言われた事を忘れる等、ミスが増えます。
行き違いからトラブルが増え最悪の場合、大事件や大事故に発展する可能性があります。
これまでの人生を振り返ると、先輩や上司にこういったメンタルヘルスの知識がないので、ミスを注意してトラブルに発展、休職や退職に追い込まれる人を何度か見た事があるかもしれません。
可能であれば、アルコールの段階で気付いてあげたいですよね。
そこで気付くポイントです。
・「何か違う」という直感が大事。ミスを怒る、一笑するだけでなくその下に隠れている「感情」に目を向ける事が「気付き」になります。
・目に見える行動が2週間以上続いたら対処が必要です。
・特に睡眠は大事。不眠状態が長期間続くと鬱になる可能性が高まります。
その為、「最近眠れてる?」と聞くだけでも気付きを得られる事がありますので実践してみてください。
心の病気も体の病気と一緒で早期の発見と治療が重要です。
少しでも異変を感じたら、診療内科を受診してみましょう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?