【つの版】好きな漫画01
ドーモ、三宅つのです。Twitter海にはしばしば、見た者に自己紹介を促し、他人にも感染させる呪いめいたハッシュタグが出現します。普段つのはこういうのをスルーしていますが、今回つのが目にしたのは、これでした。
そんなわけで漫画編です。前回は本棚にある本(非漫画)、前々回はハマったゲーム紹介でした。
漫画…それは日本が誇る偉大なるアーティファクト群です。つのは幼い頃から漫画を通じて無数の情報を摂取して来ました。文章量こそ通常の書籍よりは少ないですが、絵と文という説得力で読者をねじ伏せ、視覚情報を通じて否応なく脳髄にインパクトを叩き込むものです。漫画作品はそのようにしてしのぎを削り、生き残ってきました。つのは小説をあまり読まず、映画やアニメも漫画ほどには観ません。電子書籍はともあれ物理書籍なら電源なしでいつでも読めます。漫画を読まない日はないと言っていいでしょう。ここに上げるのは、そのうちのほんの一部分に過ぎません。つのにとっては全部面白いので読んで下さい。(画像は全て拾い物です)だいたいおっさんやじじいが出てきて人がしにます。Twitter上でやったやつだけでも13はあり、多すぎるので分割します。
つのはこれまで多数の二次創作小説を書いてきましたが、その多くが漫画原作です。つのは絵が描けませんが文章はなんとか書けるので、漫画のページを読むようなイメジで物事を考え、それを文章化しています。コマ割り、ページ配分、文章量、キャラクター、そうしたものの基礎教養がそもそも漫画なのです。いわゆるライトノベルやパルプも、なんかそうしたイメジがあります。初期のつのの文章はほとんど元ネタをなぞっただけだったりしますがついでにここで紹介します。
これらを読んだからといってつのになれるわけもなく、またこれらを読んでいる人を見つけたからといって、それがつのである保証はありません。もしあなたがこれらの漫画を持つ人物を見つけ、「あなたは三宅つの=サンですか?」と聞いてみたとします。大概は眉をひそめて否定するでしょうが、もしそれが本物のつのであれば、それは蛍光黄色の光とともに隠された真の姿をあらわし(それを目撃したあなたは1D6/1D20の正気度を喪失します)、あなたを無数の有毒の触手で絡め取り、異次元の彼方へ連れ去ってしまうでしょう。あなたは気をつけるべきです。
先んじて書かれていたのでやりました。あなたもしてください。
◆ゼニヤッタ◆
◆モンダッタ◆
1.ジョジョの奇妙な冒険
ジョジョはおれの自我の根っこのひとつだ。舞台も台詞もキャラクターもセンス抜群だ。能力バトルとか頭脳戦の尺度がジョジョなので、悪人だろうと誰だろうと、どんな状況でも逆転の可能性はあると思える(逆転できずにしぬこともあるし、イルーゾォみたいに再逆転されることもあるが)。吉良吉影みたいに生きてみたいがおれには吉良ほどの才能もない。鉄塔に住むほど隠者気取りでもない。バオーやBTとかもいい。二次創作は以下の通り。
リキエル、アンジェロ、虹村形兆、ジョージ2世、ホット・パンツ
2.悪魔くん千年王国
水木しげる作品はおれの一番根っこの方にある。とはいえこの作品に出会ったのは成人してからだ。ガキの頃に読んだらまた違う感じだったかも知れない。打ち切りになった貸本版をベースにして7年後に文字通り復活させたものだ。マガジン版&白黒実写版は山田真吾、ボンボン版&アニメ版は埋れ木真吾だが、こいつは松下一郎といい、松下電器ならぬ太平洋電機の御曹司でラオモト・チバみたいなやつだ。スズメバチの黄色と黒のストライプシャツを着ている。鬼太郎のちゃんちゃんこだ。戦闘力も高くカラテとジツを使うが、手練の魔術師にはかなわない。しかしやつはホウキとか白い粉とかを使って世界征服に乗り出し、凶弾に斃れる。鬼太郎対悪魔くんではジゴクから悪魔の軍団を率いて地上を征服に現れるし、世紀末大戦ではマッポーの世で悪魔と戦うが打ち切られた。鬼太郎6期スタッフでアニメ化しろ。
3.銃夢
リアルタイムでは読んでなかったが、追いついてみると凄まじい漫画だ。いろいろなサイバーパンク作品のオマージュもあるし、エドとか盗賊がやたらジョジョっぽかったり、フォギアが石川賢っぽかったりする。ニンジャスレイヤーにハマってから読むと特によい。カラテで反物質を生み出す絶火や、時空を歪めてブラックホールを生み出しプレインズウォーカーになった呑破=センセイは法外につよい。無印だとジャシュガンや電が印象的だ。話自体はどこへ飛んでくかわからんが、とにかくすごい。二次創作は以下の通り。
4.蒼天航路
元穎の幻影が青空に浮かんで笑顔でキメ。詳細は気がスキのほうでやるので省くが、当時の空気や息遣いを感じるようだ。二次創作は以下の通り。
5.極道兵器
石川賢の傑作漫画だ。だいたいのことはここに書いた。読め。
6.神聖モテモテ王国
ナオンとキャプテンとヘビとカゲ。唐突になんらかの歌が挟まり、設定が明かされる。描いている閣下の自我が心配だ。第三世界の長井は特にやばい。昔ファーザーをハルケギニア海に投げ込んだことがある。死んでも死にきれない。
7.HELLSING
ヒラコー=センセイはTwitter上でもかつやくしている。バレンタイン兄弟は使い勝手がよい。台詞や絵柄にやたらケレン味があり、パロディ改変にもってこいだ。少佐演説とかイスカリオテのアレとかは部分的だが暗唱できる。ショタウォルターもよいが与一もよい。とよいちは至尊。島津豊久を聖杯戦争に投げ込んだことがある。あとどこかのパロロワにヤンを投げた。
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これでようやく半分だ。またやる。
【続く】