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台湾のバスだけを乗り継ぐ。『ローカル路線バス乗り継ぎの旅 THE MOVIE』2016年

私のまわりには乗り鉄の知り合いが多いですが、バス好きもいます。テレビ東京の「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」ファンの友だちに超強引に誘われて、この映画版を見に行きました。誘った本人が、「こんな地味な番組、よく映画化したな」とか行ってましたが、日曜の朝一なのに、映画館は結構な入りでみんなびっくり。

1、2時間前、夜行バスや夜行列車から降りてきました的な雰囲気の人もわりといて(大荷物持って)、ファンの多い番組なんだなと実感できましたし、私は番組を一度もみたことがありませんでしたが、予想以上におもしろかったです。

番組は通常は国内のバスを、スマホを使わないで人に聞いたり、地図をみたりして(何もないところは歩いて)目的地まで、制限時間までにたどり着くというもの。高速バスは不可。使っていいのは路線バスだけ。わかっているのは、出発点とゴール。途中のバス路線は、いちいち調べたり、人に聞かないといけません。

出演は番組レギュラーの太川陽介さんと蛭子能収さん。ゲストのマドンナは三船美佳さん。今回の映画は、台湾のバスをのりついで台北から3泊4日で南端までを目指すというもの。九州ぐらいの大きさの台湾、3泊4日なら余裕?

台湾が舞台なので、それだけでも楽しみでしたけど、番組の内容が予想以上におもしろかったです。言葉はほとんど通じませんでしたが、裏方にはサポート的な通訳っぽい人もいそうな感じだったし、余裕かと思えたスケジュールに、途中台風でバスが営業停止したりのハプニング。ハラハラしました。

台湾の田舎の風景や田舎の人たちがたくさん登場して楽しかったし、蛭子さんはわがままにマイペース。太川陽介さんをスクリーンでみたのは中学生以来?予想外にいいフォロー役をした三船美香さんの好感度が、ワタシ的に高かったです。彼女は、日本にいるより海外にいるほうが自然で、素敵に見えます。それとも、あのメンバーとの相性がよかったのかも?

とにかく、おもしろかったので、友人たちが熱烈にこの番組のファンなのもわかります。余談ですが、その後、知人には日本一長い路線バス(和歌山新宮~奈良大和八木)に連れて行かれました。朝6時に出発して、午後3時ごろ到着。すごいバス旅でしたが、楽しかったです。

タイトル:ローカル路線バス乗り継ぎの旅 THE MOVIE
出演:太川陽介、蛭子能収、三船美佳
制作:2016年(119分)


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